《ぶらり旅》

  デリー偏 その1  


インド航空は、初めてです、香港を経由して、デリーに向かいます。関空の搭乗口で驚いたのは
搭乗時間になっても、乗客が1人しかいないことです。結局777の客室の中央部には 1人だけ
後部客室には12名だけ、その内日本人は5名だけ、ガラガラで離陸しました。客室乗務員達は
後部で わいわいと遊んでいました。ところが香港で、インド人と中国人が、ドット乗り込み、満席
になりました。そこで、超悪い印象を受けました。身なりのいい インド人が、足元の床にスナック
やその袋、ティッシュ等々散乱させ、その上を踏みながら 歩くのです。そのグループの仲間達と
わいわいがやがや、「なんて日本人はおとなしいのか」と思いまた。                 


  

大きな空港です、入国審査場は キンキラキンで仏像の手が ウエルカムしています
写真の左にも倍以上の窓口があるので、空港の大きさが分かると思います。玄関口
には、タクシーが超長い列で並んでいます。スコールがあったので車は濡れています




初日は、ホテルに着くのが11時ごろの為寝るだけ。ランクはビジネスホテル並み
フロントの背に架かっていた絵画が、ヨーロッパ風だと言っているようだ。    



客室は綺麗で、天井扇が回っていて心地よい。シャワーも超クラシックで・・・・
クーラーが「ゴウゴウ」言って、地震のようで驚いた。それに窓下が道路だった
ので、人声とクルマを開け閉めする バーンという音で、3時頃まで寝られなか
った為、初日から寝不足。「えらい所に来てしまったな!」と自問自答した。 
でも、この後の素晴らしいインドに触れて、最初の落ち込みも解消した。   



朝方の気温は30度後半で過ごしやすい。夕方の喧騒とした街と比べ、静かだ
道路の両側は、どこも駐車車両でごった返している。クルマの向きはバラバラ
歩道と車道の際には、ゴミの山が続く。とにかく人が多い、どこでもいる。  



あちこちに、何かを待っている人たちが立っている?いろんな屋台?が軒を連ねている。




マンゴ、スイカ、サトウキビ、メロン、レモン、バナナ・・・何でも売っている。



横丁を入れば、お店がひしめく市場?入り口では、緑色のとんがらし?を売っている
右の写真は、朝一番に、綺麗に清掃された道路。                    



厳重な警備がなされた、世界遺産 「レッドフォート」 皇帝シャー・ジャハーンの居城として
赤砂岩で9年かけて造られた。イギリス駐屯地として、独立後も軍事施設として使用されて
いた。1辺2キロに及ぶ大きな「赤い城」正面の広場はとても大きい。             



ガンジーさんのお墓。外国からの国賓は、ここにお参りをする。綺麗に清掃されている。



奥の奥に、セレモニーの場所がある。広大な芝生の管理が気になる、日本人だな!



整然とした街並みのニューデリー。観光バス以外はどのバスも老朽化がすごい
庶民の足となる バスも、冷房つきと、無しに分かれる、料金も違う。市内バスは
ボディはベコベコ、ナンバープレートも手書きだ。                  



ニュウデリー駅の近くの、コンノート広場と、その南のあるインド門は、八方に道路が
伸びる、ロータリーだ。インドでは、知名度の高い遺産は、テロを防止する為、警備が
厳重で近づけない。第一次世界大戦で無くなった、兵士の名前を刻んだ、インド門は
なおさらである。門の下は、通り抜けは出来なく、周囲のロータリーを走るだけ。  



正面が大統領官邸、国家機能を担う、国会議事堂や各官庁の建物が連なる。道路の左右
は幅広の歩道と、広大な緑地が囲む。ゴミの散逸は全くない。庶民の街、オールドデリーと
は、同じインドかと思うくらいである。                                 




右写真は、大統領官邸の正面ゲートです。警備の目が光っています。クルマの駐車は禁止。



ゲートの隙間から、官邸をのぞきました。



お昼前だというのに、もう44度にまで気温が上がっています。今日は46度になるとか
広い道路の、広い路肩には、トラックが止まっています。インドは貨物列車での物資の
移動は少なく、ほとんどがトラック輸送に頼っています。1社で1万台保有しているとか




とにかく幹線道路の路肩には、何処まで行っても、トラック・トラックです。高速道路と
外側の一般道はコンクリートの溝で区切られています。何処もが現在建設中です。



湖に浮かぶ館は、元王様の夏の別荘で、今はホテルとして使われています。


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