《ぶらり旅》
☆ 第4編 アントワープ・キーケンホフ公園 ☆
ベルギーの アントワープは、名作アニメ 「フランダースの犬」 の舞台です。少年ネロが
一目見たいと憧れた、ルーベンスの絵が、ノートルダム大聖堂にあり、愛犬パトラッシュ
と,
一緒に過ごした、牛乳市場跡もあります。オランダの 「キューケンホフ公園」 は年に
2ヶ月だけ開園する、世界最大級のフラワーパークです。敷地は東京ドーム7個分です
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ホテルを出発し、ブリュッセルから北のアントワープへ。道路両側は緑の絨毯です
スヘルデ川沿いのパーキングで下車。この広さ、建物もヨーロッパを感じます
柱の基礎部分、鉄の御椀がガッチリ固めています
駐車場の出入口と前の道路です。右手後方に、ノートルダム大聖堂があります
まず、マルクト広場に向かいます。この地方では、前例のない独特のイタリア&
フランドル・ルネッサンス様式で建てられた、立派な佇まいの市庁舎があります
広場の中央には、ベルギーの英雄ブラボーが、川沿いに住む巨人アンティゴーン
を退治している場面です。アント(手)を、ウェルペン(投げる)姿が表現されてます
正面にそびえる、123mの尖塔は、ノートルダム大聖堂の北塔です
ゴシック様式の大聖堂は、169年の歳月を要し完成しました
大聖堂前の南側には、グルン広場があり、ルーベンスの銅像が建ってます
少年ネロとパトラッシュが、毎日牛乳を運んだ、牛乳市場跡が傍にあります
これは、「フランダースの犬」の題で刻まれた、石の記念碑です
バスの中で、添乗員さんが、プロ並みの語りかたで、この物語を朗読してくれました
全員涙を浮かべて聞き入りました。今まで知っていたつもりが、改めて感動しました
聖母子大理石像が、優しく迎えてくれます。信者の捧げた蝋燭が、心温かです
入口を入ってすぐに、聖母子像が慈悲に満ちた雰囲気を、醸し出しています
ルーベンスの、3大傑作の一つ、「キリストの昇架」の絵です
左側の扉に描かれた、人々の表情が、悲しく又心を打ちます
「フランダースの犬」 の ネロと パトラッシュが、最後に見た
「キリストの降架」の絵です。この絵の前で、力尽き 床に横
たわり、天使に囲まれて息を引き取り、昇天して行きました
大聖堂のものすごく大きい、物語を克明に描いた、ステンドグラス
壁一面に彩色鮮やかで、克明な表現の絵柄は、見入ってしまい眼を離せません
堂内に明かりをとりいれる、ステンドグラス。修復された、貴重な作品だとか
円形の ステンドグラス がある祭壇。礼拝堂の天井は白く、まば
ゆく大きな十字架が、つり下がっている。この奥に主祭壇がある
前陣祭壇には、十字架と蜀台があり、その奥に主祭壇「聖母被昇天」がある
この大聖堂は、貴重な絵画の宝庫と言われるだけあって、どの作品も素晴らしい
もう一度天井を見上げると、星が煌めき、陽光による純白と影がとても美しい
ベルギーを、後にして北上。オランダの、アムステルダムの北にある
キューケンホフ公園へ。道路を走っている車は、左ハンドルのせいか
左白線に 沿っています。ガードレールも、サンドイッチ式の バーです
刈りとった畑と、刈り取る前の畑。球根を採るため、成長する前に刈ります
キューケンホフ公園の 入り口は、大勢の観光客で いっぱいです
ここは、ヤコバ伯爵夫人のキッチンガーデンです。(キューケンは
台所、ホフは庭)年に3〜5月の2ヶ月だけ開園する、世界最大級
の、フラワーパークです。ピンク・ 白・ 赤・・・・・チューリップ・ヒヤ
シンス ・ フリティラリア ・ アネモネブレンダ・ ムスカリ等々のお花
が、超いっぱい、微笑んで、心 あたたかく、お出迎えしてくれます
1種のお花が、色別に、どーんと植えられており、圧倒されます
左の写真は、咲き誇った、桜です
説明不要ですね
だだっぴろい大温室には、ぎっしり、お花・お花、1年分見たような気分です
公園の奥に、見晴らし台を兼ねた、風車が展示されてます。内部の軸部です
風車の 向こう側に、周囲の運河巡りの、ボートクルーズの 乗り場があります
水面が畑より低いので、上からの風景はだめです。皆が立つとボートが揺れる
のでブーです。広大な 大地の耕運機も、ビル 3階建て程の、巨大なマシンです
今年のツアーで採りいれられた、ボートクルーズ?感想はいまいちでした
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