《ぶらり旅》

☆ 第3編  ゲント・ブルージュ ☆

ベルギーの北東部、北海に面する商業地帯ゲントは、中世に毛織物で繁栄した
街で、2つの川が合流する場所(ケルト語の合流点ガンダ)にあり、ブルージュも
街中に縦横に運河が流れ、50以上の橋が架かる水の都、13〜14世紀にハンザ
同盟の主要都市だった。風情を残す、歴史地区と運河クルーズも売り物の一つ




ゲントのランドマーク的存在の鐘楼、高さ91m塔の頂上には、街を見守る
黄金の龍が取付けられている。15分おきにカリヨンの鐘が美しいん音色を
響渡せる。手前の建物は繊維ホール、旧市街地は繁栄ぶりを今に伝える


聖バーフ大聖堂の 祭壇画を描いた、ファンアイク兄弟の像
窓の上には、絵が描かれている、ロイヤル・タッチ・シアター


ゴシック・ルネサンスなど、複数の建築様式が混在している、市庁舎
聖ニコラス教会は、サンタ・クロースの モデルとなった、聖ニコラスを
祀っている。ゴシック建築の、最高峰と言われ、壮麗な聖堂内部には
高井天井や、色鮮やかな ステンドグラスが、荘厳さを醸しだしている


POST・PLAZAは目抜き通りに、ドーンと構えている


古き苦難の歴史を、今に伝える様な、どっしりした古城


船寄せ場があちこちにある、コーレンレイには、かっての税関の
建物や、穀物関係の会社等、壁を突き合わせて林立しています


市街の、あちこちから、聖ニコラス教会や、鐘楼の、高い塔が見えます
路面は、ぎっしりと、石畳が敷き詰められ、日本の草・行・楷と同じです


聖ミカエル橋の向こうには、ゲントのシンボル、3つの塔が、そびえています
橋の中央の欄干には、美しい聖ミカエルの像が、街燈の上に立っています


何処に行っても、時を刻む鐘楼が見えます


気になることがあります。建物と建物が 寄り掛りあい、1 階部分の隣家との
隙間が、上階に行くと 狭まり、くっついています。この辺り、地震は無いのか


ブランドル伯居城。9世紀、バイキングの侵入を防ぐため、建てられた城砦


街燈・ポスト・各種ビールのショウウインドウ。いずれも個性的


街をお散歩です。肉市場の建物の中に入ると、太い木組みの柱
があり、通路の奥には、天井から大きなガンダハムが、ぶら下が
っています。1週間塩づけにして、9ヶ月乾燥させるのだそうです


ブランドル伯居城の前の道に、両側の壁全面に絵。落書き横町です


野菜マーケットのある、金曜広場を通り、バスに乗り、古都ブルージュ
へ都心を離れると、道路の両側はグリーン一色。貨物船が通るたびに
跳ね上がり、なかなか降りない。道路は 車の大渋滞、でも待っている


橋の前後で水位が違うため、橋を降ろし水門を閉め、向こうの跳ね橋が
上がっているため、向こうも通行止め。宿泊したホテル前の道幅は狭い


ホテル前からマルクト広場に徒歩でスタート。ゆったり時間が流れている


右の白い建物、「尼僧物語」の舞台となった、オードリーヘップバーンの家


個人のお宅の入り口


大きなドアの鍵穴。足元の黒いものは、昔 馬糞で汚れた靴裏を、拭うもの


ここにも、カリヨンの音色を奏でる鐘楼が。黄金伯車の戦い(1302年)の
指導者、ヤンブレーデルとピータードコニングの、銅像が広場の中央に


観光用の馬車、20人乗りの台車を、脚太の馬が曳いてます、可愛そう


ブルグ広場には、市庁舎や古文書館(兼裁判所)聖血礼拝堂が様々な建築様式を


デーヴァ運河の一角、ボート乗り場の ある辺りは、鐘楼も見え
季節や、時間の変化に景色がさまざまに変化し、見ごたえある


乗船場に向かう通路の横に、枝を水平に張ったワイヤーにからませ
伸びれば、緑のカーテンが、どのようなものかと、思い馳せる木々が


観光ボートに乗り、川面から眺める景色は、気持ちが良い。スワンも


運河めぐりの途中で、白鳥の憩いの愛ランドに出会いました


先ほど、岸から見ていた場所に来ました。鐘楼が川面からも見えます


頭を下げないと、ゴッツンしそうな橋のアーチです。滔々と流れています


ベギン会修道院に来ました。1245年に、フランドル伯夫人マーガレットに
より設立されたものです。庭一面に水仙が咲きほこり、とても綺麗でした


道路を歩いていて、ちょっと気になりました。縁石が鉄の楔で補強してあります
道路工事用足場の、パイプのジョイント方法が、機能的でとってもユニークです


ベンチの脚は、ドラゴンが支えています。手摺の支柱はライオンの頭です

次へ
上へ戻る


「オランダ・ベルギーの旅目次へ」

「思い出の旅目次へ」