《ぶらり旅》

水の都とガラス工房の べ ネ チ ア その2



この乗り場には多くのゴンドラがある。縞模様のシャツを着ているのが、ゴンドリエーレ
と呼ばれる漕ぎ手で、免許を取り、その上で営業ライセンスを得た人だけが、個人営業
できる。人数制限があるため、エリート達だ。ゴンドラは6人迄乗れる。船体は黒に決め
られているが、内装は自由、それぞれの個性を出している。右側で櫂を漕ぐため、船体
は左右非対称に作られて、左側が膨らんでいる。1隻300万円以上とか。決まったコー
スは無く天候や水かさで漕ぎ手が決める。何よりも伝統を守り続けているのがすごい



船首には、ペッティと言う、船体の飾りを、コンドリエーレの好みで付けている
白いお花が付いていた。このお兄さんは、若くてハンサムで、そして素敵な声
でセレナーデを歌ってくれた。感謝!                        



運河に面した家々は、出入り口が設けてある。それにしても、狭い運河が張り巡らされていて
建物の壁に足を押し付け、巧みにこすらないように、すり抜ける。                



狭い運河から、大運河に出た。運河の象徴である、大理石で出来ている、リアルト橋がある
もともと 木製の跳ね橋だったが、建て替えられ、太鼓橋としてルネッサンスの時代、商業の
中心として栄えた。土産物店が並び観光スポットだ。                        


  

大きな運河の真ん中から、左右の建物も鑑賞し、やがて狭い運河に入って元の乗り場に到着



このレストランは、私が初めて 「イカ墨のパスタ」を食べた所です。ツアーの皆さは
こんな 茹ですぎのパスタはダメと、ブーイング。でも 私には、柔らかく、こんなにも
美味しいものを、食べず嫌いだったんだと知りました。さて、日本ではどうかな?



露店だけでなく、ちゃんとしたお店でも、マスケラと言う仮面を売っている。毎年
1月から3月の間に、カーニバル(謝肉祭)が行われるからだ。貴族による独裁
的な体制下で、国民の反発を和らげるため、仮面と仮装で身分を隠し、無礼講
を楽しむ機会を与えたことが、始まりとされている。                



個性豊かな、色彩・表情。カーニバルの世界に引き込まれそうだ。



お隣のお店には、色々な刀剣類が並んでいた。



彫刻家を志す者は、イタリアに来るべし。が納得!



水に浮かぶ町並みを見ながら、ベニスとお別れだ。



ミラノの街に向かって、ベネチアから西にバスは走る。緑の畑が続く。



街中に入ってきた。路面電車がある。縦・横・斜めの駐車車両が一杯。



テント張りの露店やオープンカフェが、あちこちにある。



街の中心部にやってきた。人通りも多く、服装もノースリーブから、長袖まで。



車も磨かれたものが多い。BHPと書かれたお店、ファッション服店。



赤地に白のMの書かれた標識。マクドでなく、メトロ地下鉄の入口表示。



特に目に入ったのが、この二人乗りミニカー「スマート」至るところで見かけた。


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