《ぶらり旅》
イタリア経済とファッションの中心 ミ ラ ノ
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ミラノ観光の中心にある、ドゥオモ(大聖堂)は、ゴシック建築の大傑作として、天空に伸びる
135本の尖塔と、2245体に及ぶ 彫像に飾られ、幅93m、奥行158mの 大建造物は、見る者
を魅了し、威厳を醸している。柵に囲まれた、一番高い尖塔の上には、マドンニーナと呼ばれ
る黄金の聖母マリア像が立っている。500年を費やして 建てられたと言う。 .
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オペラ鑑賞と言えば、ここ、スカラ座。舞台芸術の粋を結集した、イタリアの伝統歌劇を
圧倒的な雰囲気で、鑑賞出来る所。外装は地味だが、豪華絢爛な内部は、2800の観客
席をもつ、世界最高峰の劇場だ。 .
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オペラ座の前にある公園の中央に、レオナルド・ダビンチの石像が立っている。.
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この人が、レオナルド・ダビンチ。腕を組んで考え込んでいる。
公園を通り抜け、ヴィットリオエマヌエーレ2世アーケードに向かう。 .
このアーケードは、スカラ座と大聖堂を結ぶ通路だ。屋根はガラス張り、通路の中間が
十字路で、ドームがあり、その天井は見事で、ミラノの応接間と呼ばれている。 .
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十字路ドームの下は、八角形の広場になっていて、四つの同じ形の建物が
取り囲んでいる。 .
その内の3軒の各1階は超有名ブランドのお店がずらりと並ぶ。
さすが、ファッション の中心地だ。人々も なんとなくおしゃれだ。
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そしてもう一軒は、なんと!マクドナルド!!!すごいの一言
右の写真は、地面にあるから、マンホールの蓋かな? .
広場の床は、ご覧のモザイク画がぎっしり。どれも精巧で隙間なく、優しくて温かい。.
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円形の絵柄の中央に、牛が描かれている。この牛のペニスをかかとで踏み、1回転すると
幸せになれるというので、観光客で一杯。御蔭でその部分、磨り減って窪んでいる。 .
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アーケードを抜けて、ドゥオモ広場に出て来た。観光客で一杯だ。.
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間口、高さ共に100mの巨大な大聖堂に圧倒される。正面には亡くなられた教皇の
遺影が飾られ、世界から信者の参拝が、後を絶たない。 .
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2000を超える、彫像のほんの一部だ。下から見上げても、威圧感が無い。
穏やかで、優しい線で彫られている。本当に素晴らしい。 .
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500年もの歳月を費やしたと言うのがすごい。キリスト教のスケールの大きさ
そして、現在も脈々と 引き継がれている力の偉大さに言葉がない。 .
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正面にある、5つの大きな青銅の、扉の一部分の拡大写真。顔の表情もきめ細かい。.
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別の扉の下の方の一部分。キリストの足を摩るため、光っている。
右は上の方にある、窓の装飾。 .
大聖堂の中に足を踏み入れた。床は色違いの大理石のモザイク。石と石の隙間は
剃刀の刃も通さない、精緻な施工技術で、床一面を覆い尽くす。 .
祭壇の中央には、4本柱のティブリオ(円蓋)がある。祭壇のステンドグラスは
裏側にある、中央大窓の陽光を受け、美しく色模様をなす。 .
聖堂内陣には、ステンドグラスが、55枚ある。「裁きのキリスト」他、新約聖書を題材に
したものだ。カメラサイズに入れるため、離れて撮影しているので、ボヤっとしているが
そばで見ていると、足が釘付けになる。見るものが 多すぎるため、撮影時間が取れず
集合場所に行ったので、写真が無くて残念。トリブルッィオ家の燭台やパイプオルガン
聖カルロ・ボロメオの霊廟、中央大窓、聖バルトロマイ像等々、素晴らしい美術品だ。.
すごい数のロウソクが灯され、お祈りを捧げておられる。美術・調度品に気を取られ
教会にいることを、ふと一瞬忘れていた。修理用のリフトが入口に置いてある。 .
大聖堂を出て、ミラノの街を見ながら、ホテルに向かった。夕方暗くなるのは8時
過ぎなので、何か昼間が長がすぎる。そう言えば、オペラ座も8時開演とか。 .
最後のホテルは、どのツアーも一番良く、ゆっくり出来た。ミラノからローマ経由で帰国だ。.
機内から見た、イタリアの景色は、平地が多く緑豊かだった。またゆっくり来ます。
今回の旅行は、自己の不注意により、かってない、アクシデントに見舞われ、散々
な目にあった。老いてから、「猿も木から落ちる」に出会った。だが、親切な添乗員
さんが いて下さったので、本当に心丈夫で 助かった。心から、感謝しております。
もう一つ、今回のツアー 選択での 誤りがあった。と 言うのは、食事内容にばかり
気が行って、コースの チェックを なにもせず、応募したからだ。結果 移動時間が
予想より、渋滞で多くかかり、観光時間が 減らされるという、駆け足観光になった
からだ。でも、ご参加された皆様、お年の割に健脚で驚きました。ツアーの皆様に
も、ご迷惑をお掛けし、ありがとうございました。感謝致します。最後になりました
が、旅行会社様、現地のバスドライバー様、現地ガイドの皆様、ありがとうござい
ました、再度、添乗員の石井様、本当にありがとうございました。感謝! .
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