《ぶらり旅》
ルネッサンス文化の源 メディチ家の フィレンッェ
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見晴台のある高台にやってきた。フィレンツェの街並みが一望できる。人口40万
の、中世に織物と銀行で 財をなした、豪商メディチ家が、ルネッサンス文化の扉
を開いた街でもある。 .
今回の宿舎は、いずれも、都心から少し離れた街だ。ここプラトーのホテルは
2泊したが、最初のホテルに比べればまあまあか。同じ4ツ星でも、レベルの
違うのには驚きだ。「ええかげんさ」のイタリアらしい。 .
左端のバスは、今回観光に回ってくれたもの。何処へ行っても渋滞だらけ。
そのため観光予定がずれ込んで、見学時間が短縮される。・・・・・ .
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見晴台のある高台には 「ミケランジェロ広場」があって、中央にはダヴィデ
のコピー像が建っている。周囲には画家達が、自作の飾り絵を売っている
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中心部の町並みを拡大してみると、ドゥオモやヴェッキオ宮殿が見える
手前には アルノ川があり、川の中央付近には、ウフィッツィ美術館や、
左下には、ポンテ・ヴェッキオの橋がちらりと見える。 .
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中心部の観光スポットには、バスが入れないため、ここから徒歩で向かう
これだけ広い道路は珍しい。左側は アルノ川だ。 .
川沿いの歩道からは、対岸に緑の多い街が目に入る。川幅一杯に斜めの堰がある。.
町並みを見学しながら、なおも歩く。道路には駐車スペースだけでなく
オープンテラス、しかも固定され、道路を専有している? .
歴史建造物が多く見えてきた。建物の真下から、見上げての観光も楽じゃない。.
やっと、シニョーリア広場に着いた。日向で甲羅干ししているのは、大半が
ヨーロッパ人だ。ウフィツィ美術館は、大勢の観光客で列が出来ている。.
予約専用入口と、一般入口がある。待つこと約30分で入れた。2時間待ち
もあるとか。大人気スポットだ。 .
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美術館の表札。壁面のあちこちに、埋め込まれている人物像。.
何体もの、聖職者の石像が、壁面を飾っている。美術館は撮影禁止のため
これから先は写真がない。 .
ボッティチェリの 「ヴィーナスの誕生」や 「春」を始め、ミケランジェロの
「トンド・ドーニ」・ダビンチの「受胎告知」・ティツィアーノの「ウルビーノの
ウィーナス」・ラファエロの「ヒワの聖母」等々数え切れない原画と対面
できて最高の感動をした。 .
美術館で、唯一撮影ができるのは、廊下のガラス越しに見える、ヴェッキオの橋だ
アルノ川に架かる、フィレンツェ最古の橋だ。1階部分は、彫金細工店や 宝石店が
連なる観光スポットだ。2階は対岸のピッテイ宮と結ぶ「ヴァザーリの回廊」がある
シニューリア広場は、多くの石像が建ち並び、ガイドが声高く、あちらこちらで解説している.
それでは、ドゥオモ広場に向かって、街中をクネクネ、日陰を求めて、徒歩行進開始.
この窓の装飾、私の感性にはなかったものだ。また、宝物が増えた。.
この辺りは、住人が行き交う生活の場だ。.
フィレンツェのドゥオモ、世界第3番目の「サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂」だ.
(上の写真は、クリックすると、拡大します。元に戻るには、画面の左上の←をクリックしてください)
凹凸のくっきりした、白と薄いブルーを基調にした、素晴らしい建造物だ。.
八角形の、サン・ジョバンニ洗礼堂は、ドアの1つが「天国の門」と言われる金ピカ
の彫刻が 施されているので有名。高さ84,7m、ゴシック様式の「ジョットの鐘楼」
は、414段を上がると、見晴らし台がある。 .
この場所からは、建物が全部見える。手前が洗礼堂、横に鐘楼、奥にドゥオモ。.
この中華料理店は、私が3日ぶりに食事をとったところ。お粥を特別注文してくれたが
出来ないと言うので、コーンスープのスープだけと、柔らかいチャーハンを少々食べた
お腹にモノが入ると、なんとなく 元気が出るものだ。その後、ベネチアに移動。道路の
脇は緑が一杯。思っていたより平地が多かった。 .
食事は9食抜いたが、その間、当初はポカリスエット、その後コーラとミネルウオータ
だけ。それでも体って持つんだから、驚いた。いい経験をした。イタ飯は食べられない
なんて騒ぎじゃなかった。でも食事が問題であったことには、変わりはない・・・ .
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