《ぶらり旅》

香港

四十数年前に訪れた、澳門が中国変換後、見違えるように変貌したと言うので
香港経由で訪問することにした。                            


香港島の西側にあたる、ランタオ島にある空港からは、高速道路で 九龍島経由で
香港島に入る。この景色は香港独特で、水平線の上に、高層ビルが 林立している
澳門(マカオ)へは、香港島から高速フエリーでわたる予定だ。           



到着日に今まで、まだ行ってない、九龍半島にある「占い寺」の異名のある 「黄大仙」
を訪れた。年間300万人もの人が訪れると言う、このお寺の周囲には「占い師」が集結
していて、バスプールもぎっしりで、参拝客も多い。                    



門の両脇を守るのは「狛犬」ならぬ「龍」だ。
参拝者は龍の体をさすって願い事?    



  「仁王」様の銅像も、精巧な技術の程が伺える。右側の銅像は
参拝通路にずらっと並んでいる。                



二つ目の門に掛かっている「長生き」「お金」「回春」の額束、これが人々の
願い事なのか?世界どこの国でも、神頼みがあるのが楽しい。      



天に駆け昇る「龍神」はその象徴なのか!「厳しさ」の外見だが、優しさの
内面を持って見守る表情に、強く生きようと、又、心安らぐのか!    



正面の一角に 設けられた「跪拝区」には、頭をたれて、ひざまずく姿は 真剣そのもの
人は悩み、考え決断するまでに相当のエネルギーを注ぎ、最後にここで確認するのか



一見けばけばしい装飾が、表現の奥に落ち着きを見出し、安堵するのか。



周囲には、いろいろな堂閣が連なる。日本でも氏神様に参ると
多くの神が祀られているのと、同じなのか。           



香港島での宿泊先は、ハーバーグランド。やはり客室の造りから
備品のグレードまで、五つ星だけの値打ちはある。        



朝方、ぶらっと散歩に出かけた。タイムズスクエアの建物に出くわした
ビルの連立する谷間に、露天が雑居する、香港独特の光景だ。  



二階建て電車に二階建てのバス。次から次からやってくる。だから、人の流れが速い。



公園の歩道脇には、手入れされた花壇があり、美しさと清らかさを醸しだしている。


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