《ぶらり旅》

☆ モンサンミッシェル その1 ☆



世界遺産人気NO2の「モンサンミッシェル」にやって来た。一つは
他の人気世界遺産には行っているのに、ここだけが まだと言うの
は、何か物足りなさを感じた事で、もう一つは、どうして こんなに
人気があるのか、その訳が知りたくてである。日頃雑誌や各種の
ツールで建物等は見ていても、特に 感動を覚える 様な物はない
ので、この目で・・・好奇心に後押しされ、さて結果は?     



パリから直線で300km西にある、イギリス海峡に面している街
「モンサンミッシェル」への移動は一日がかり。道路だけでなく
空も飛行機の航跡が無数に交差して・・・            



ドライバーさんも2名で運転。ひっきりなしにパトカーや何やかや
とにかくやかましい街である                    



走るにつれ、周囲から木立が消え、牧草や畑の景色に変わる



この辺りまで来ると、牛や羊が放牧されている



フランスは平地が多いんだなと気付く、こんな景色が続く



道路の脇に立て看板や、ルート標識にもモンサンミッシェルの文字が



幹線道路から、脇道に入った。ところどころに誘導標識がある



この写真!今回私の一番のお気に入りです



牧草地の向こうにモンサンミッシェルが見えます。手前には刈り取られた
牧草がロール状にされ、並べられています                



とうもろこし畑とモンサンミッシェル



この写真、空の雲が航跡で仕切られています。これもお気に入りです



遠方にモンサンミッシェルを見て、手前でお食事のため、レストランへ



昼食後、モンサンミッシェルへの取り付け道路を通って・・・



全貌が確認できる場所で、車を降りて撮影タイム。尖塔の先に光るものは?



満潮時は海水に沈む、駐車場に着きました。今日は素晴らしい好天です



入り口を入り、通りを進むと、はね橋の塔門があります。この辺りから
おみやげ物屋さん等が、道の左右に連なっています        



橋を渡り、塔門をくぐると、向こうに村が続きます。もともと、大天使を奉る
聖堂が、このトンプ山に建設され、巡礼地として 修道院となり、山の下へ
村が広がって出来ました。その後難攻不落の要塞として、またフランス革
命後、監獄として使用されました。いろいろな歴史 を秘めた、天空のエル
サレムは、天国の象徴として、現在も尚修復工事が続けられています 



塔門を入った所から、振り返ったショットです。左の階段を登ると建物の
上に造られた回廊に出られます。みやげ物屋さんが並ぶ 下の道は帰り
に通る事にしました                             



回廊に上がると、要塞であった事がうなづけます。頂上の修道院も見えます
家々の3階ぐらいの高さから、下の道が捕捉出来ます            



何処の位置からも、尖塔は見えます。童話の世界にあるお家ですね



屋根瓦は木っ端です。腐って朽ち果ててないから、湿気が少ないのかな?



海を見渡すと、干潮とあって遠くまで 海底の砂地が続いてます。観光客が
数人歩いています。取り付け道路が無い時代は、こうして歩くか、船に乗っ
て、島に渡っていました。ショーンコネリの「ザ・ロック」を思い出します  



回廊から更に高台に登ります。石垣には何箇所も、銃座の窓が・・・



見る角度が違うと、別の建物みたいに見えます。回廊最上階からの眺め



左端に取り付け道路、そこから右に、広大な干潟が続きます。道路を
造ってからは、観光客には便利になったが、生態系が悪化して、現在
道路を取り払らい、元に戻そうかと議論が出ているそうです     



やっと、修道院の立っている、高台にたどり着きました。近くで見ると
建物の外壁は、押しつぶされそうな威圧感があります        


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