《ぶらり旅》

☆ パリ市内観光 ☆



華の都 パリと言えば、エッフェル塔に凱旋門、ノートルダム寺院等多くの
見所があるが、今回の旅も主なところを回り、最後にセーヌ川の観光船で
クルージングと言う定番であった。朝から好天に恵まれホテルを出発した
エッフェル塔のスマートな美しさに、改めて見入ってしまい、セーヌ川の両
岸に建ち連なる、歴史を刻む石造建築の数々や、橋に施された彫刻等で
芸術の都パリをじかに、体感できた                      



パリで3日間滞在すると言うので、旅行社が探したのがこのホテル
日本人が要望する、バスタブ付きの部屋である。私もそうであるが
シャワーで済ますというのは、疲れが取れない気分がする。しかし
立地が郊外であるので、ちょっとお買い物と言う具合にはならない
でも、古い建物でないので、特に問題は無かった。だが 従業員と
の会話では、質問に対する答えが食い違い困った。それにホテル
内のレストランで、お支払いをした時、お釣りが 支払った紙幣より
多く来たのには驚いた。間違ってると返したら、にこにこ 喜んでい
た。イタリア系と思うが、パリも多様な人種の街、改めて「外国」の
認識をした                               



ホテルを出た時は、出勤の車や人で混雑していた。右の写真は市電
連結車だ、配色がスマート、アカ抜けしている。さすがパリ     



交通ルールはあるだろうが、人も自転車もバイクも、車の間をすり抜ける
だからバスに乗ってると、急ブレーキは当たり前、よくまあ! 事故らない
こと。自転車のおじさん、のけぞりながら、ニアミス!すり抜け!    



パリ市内の中心部にやって来た。もうごちゃごちゃ、前に進まない
中央の写真、バスが横切れずに、道路を遮断したまま、動かない
一つの道に、三方も四方も車がひしめいて突入する。車間距離は
10センチの世界でハンドルさばき。右の写真、10分経っても同じ
景色のまま、動かない                         



バス停のご夫人!彼方を見ている人は一人だけ。後はベンチに座ってるか
本を立ち読み。そうだね、いつかバスは来るだろうよ! カフェではゆっくりと
お茶を飲んでいる、このほうが正解かも。慢性渋滞のパリ         



セーヌ川に沿った歩道には、長持ならぬ横長の木箱が並んでいる
これが、露店の古本屋さん。箱を開ければ、即 陳列台に早代わり
右の写真のおじさん、売る事より、自分の読書に集中?     



車が動かないので、予定の観光に行けず、ノートルダム寺院を車窓より
ちらっと見て、凱旋門も スッ と走りぬけ、写真も撮れず。観光と言うより
2時間余りもかけ、パリの混雑状況を観光した              



日本のように十字路でない、放射線状の交差点。3本の道路が集結
するので、中央分離帯も二つ、そこに歩行者が信号待ちしている。
ナポレオンが地下に眠っているという、アンヴァリッドのドーム教会、
丸屋根の金色が、過っての威光を放っているのか         



パリで一番美しい「アレクサンドル3世橋」を渡ると、修復が進むグランパレ
のドームと塔が見える。現在は各種のイベントに、使用されている。アルマ
橋の中央でアベックが、なにやら話し中。パリらしいね           



ポール・ド・コンフェランス船着場から、観光船でセーヌ川を、白鳥の小道の
自由の女神像から、サン・ルイ島の間を往復します。後方の両岸に金の像
を載せた列柱のある、見事な美しさのアレクサンドル3世橋が見えます 



橋の中央の欄干には、素晴らしい彫刻の飾り、橋全体に施された装飾も
目を見張ります。さすが万博の記念だけあって、見事です        



セーヌ川の両岸には、歴史の重みを感じさせる、石造建築群が連立し
パリが政治的中心である事を、誇示しているかのように・・・      
写真では小さいですが、ブルボン宮 も実際見ると、外装の素晴らしさ
に目を奪われます                             





アーチ橋の欄干に街灯、どれをとっても職人の技巧が冴えて、橋の袂の
最高裁判所の建物とマッチして。青空の元、異国の香りを満喫しました



船上からの ノートルダム寺院、時間があれば、大きなステンドグラスを
見たかったのに、残念!                           





本当に、船上からの眺めは、晴天も後押しして、開放感を満喫でき
重厚な建築群は、人間の造形力の素晴らしさを、再認知せしめた



画面中央の木立の間に見えるのが、エジプトから寄贈された、ルクソール
神殿にあった2本の内の1本のオベリスクです。ルクソールでは片方だけ
で、私には寂しげに見えていました。でもここ、コンコルド広場で 多くの人
に、見られていると言うのも、人の世ですかね?             



観光船は、ぐるっと両岸を周回し、白鳥の小道のある中州にさしかかりました



中州の先端には、自由の女神が 微笑んでいました。同じ物が米国に
寄贈され、一般にはニューヨークの自由の女神として、広く知られてい
ます。青空をバックに見て、フランス人の「自由」の重さを知りました



最後は、船上から見た エッフェル塔。やはり素晴らしいですね



またもや、パリ市内を移動です



いたる所にある、オープンテラス。くつろぐ人々を見て、生活習慣の違いを
肌で感じ、道路のごちゃごちゃに、違和感を持ちました           



バスが建物の前に停まり、降車を急がされました。ここは駐車禁止です
オープンの2階建てバスも通ります                     



ここは、エッフェル塔が一望できる広場です。 



バスは、コンコルド広場の前を通り、昼食場所に向かいました



レストランの壁に掛かっていた、額に入った絵?です


次へ 

フランス旅行目次に戻る 

「思い出の旅目次へ」