《ぶらり旅》
☆ ヴィース ☆
ヨーロッパで最も美しいと言われる、ロココ調の世界遺産ヴィース教会に
足を踏み入れる事 が出来ました。目を見張る素晴らしい装飾に、呆然と
立ちすくむばかり、別世界に迷い込んだ気持で一時を過ごせました。 .
ドイツの高速道路は、偶数の号線が東西線、奇数の号線が南北線
となっており、料金は無料!速度制限は120〜140km/h。速度規制
の無い場所は無制限、区間限定の場所によっては、100km/hの所
も。日本のように料金所が無いから、渋滞が無く出入りがスムーズ。
街中の道路は、日本のようにアスファルトの継ぎ接ぎは無い。街を外れると
道路の横は、延々とグリーンが続く .
美しい緑の景色は、パターンを変えて、車窓から見ている私を厭きささない.
近くに家が多くなってきた。世界遺産ヴィース教会は近い!.
この白いシンプルな建物が、ヨーロッパで最も内装が美しいといわれて
る、世界遺産ヴィース教会。外装からは想像出来ない .
建物に一足踏み入れたら、そこはもう別世界。天井画の明るくて晴やかな
おとぎの国の絵雑子に吸い込まれそう .
よくまあ!これだけ たいそうに飾り立てたものだ、始めてお目にかかるが
じっくり見ると、すごく繊細な彫刻が施されていて、究極の装飾だ .
祭壇の前に立つと、圧倒されて口が開いたまま、空白の時間が過ぎた.
天井の装飾に、支柱の色と模様、どれをとっても、一つ一つが芸術品
として輝き、全体が妙に調和が取れていて、言葉が出ない .
教会の周囲は、牧草地が広がる。緑の小山に建っている教会だ.
このあたりの道路は、車だけではない。牛さん達も行き来する、決して
急ぎはしない。のどかだ!ゆったり時間が経過している .
シュバンガウのリゾートホテルに着いた。このあたり一帯の建物はみな
ホテルの建物で、緑の中に点在する .
ケーニッヒ・ルードヴィッヒ ホテルの玄関だが、他にも幾つもあるので
迷ってしまう。 .
敷地内にある、いろんな形の建物。これらはみんな回廊で繋がっている.
何か目印を覚えないと、迷ってしまう。玄関を進むと、鹿の剥製が壁に
架かっている広間がある。そこを基点に、自室のある棟や食堂への道
を覚えた .
一際立派で、大きな剥製が飾ってあったが、顔の表情が優しかったので
救われた気がした。殺生してごめんなさい .
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