《ぶらり旅》

☆ ヘルシンキ経由ハイデルベルク ☆



ヘルシンキで乗り継ぎ、フランクフルトでドイツ入りして、ルードヴィヒス
ハーフンに移動して宿泊、翌朝に南部へ縦断、スイスに向かう行程の
初めに出合った、ハイデルブルク城の入り口近くにある、有名だという
「赤い門」いろいろ謂れがあり、一晩で出来た一夜門とも言われ、裏側
はまだ装飾が完成して無い、小雨の中ひっそりと佇む門。      
ここにドイツの知リ得なかった一面を見た。               

☆ では、関空から順を追って、旅の思い出をたどって見ます ☆



今回は始めて北ウイング、しかも先端駅の端、10番搭乗ゲートからの
スタートだ。 フィンランド航空で 北回りコース、ヘルシンキで乗り換え
ドイツのフランクフルトに向かうもの。14時発、ヘルシンキ18時10分
着、飛行時間10時間10分の予定。時差は6時間。         



北回りだから、ロシア上空を飛行する。何かしら見られないものを見る
好奇心に包まれる。窓から見た地上は赤茶けた大地が延々と続く。



ウランバートルの北方を飛行している。地上の景色は延々と同じ
道路らしきものすら、何も無い、無人地帯?鉱物資源は無尽蔵と
聞いているが、掘り出しに向かうにも、道路建設からだと、採算点
からして、当面は宝の持ち腐りか?でもすごい広さ!      



まもなくして、イヤホーンが配られた。ひじ置きにある穴は一つ?
ジャックの足は2本?入らない。暫くして足が1本倒れる事に気付
く、歳は取りたくないものだ、即閃かない。頭が固くなっているのを
まざまざと思い知らされた、あっ!はっ」!はっ!です。     



ヘルシンキ上空に来た、街が点在して来た。 空港の電飾掲示板は
各国語 で表記されている。フィンランドはユーローに所属している為
ここでユーロー圏に入国します。手続きを済ませると、後は手続きな
しでドイツに入れます。(シェンゲン協定加盟国間では、最初の到着
地のみ税関検査) 通貨も共通だから非情に便利だ、フインランドで
両替しても、ドイツ等他の ユーロー諸国で使える。すごい事をしでか
したものだ。ヨーロッパの強さを肌で感じた。             



空港内にあった、唯一ぺプシーコーラの自販機、2ユーロー/本
夕方だと言うのに、空はまだ明るい。ここは北欧の地だなと認識
する。乗り換えてフランクフルトへ、10時過ぎに到着予定。  



出発が遅れて11時に着き、それからバスで、ルードヴィヒスハーフェン へ
深夜にホテルに。付近道路の水道管破裂で、水が来ない!お風呂、トイレ
が使えない、なんと言う事? 日本のホテルならなんらかの対応と、お客へ
の配慮の行動αが何かあるが、ここはドイツ、まったく無い、出ないものは
出ない。異国の地、出だしから、雨に見舞われ、いきなりアクシデントの先
例、先行きどうなる事か?翌朝、ホテル前は小雨に緑が綺麗!     



お城のゲートに行く道の手前左脇に、赤い門がある。そこからはお城の
概観が見渡せる。この赤い門は悲しい物語があるそうで、今はひっそり
と小雨の中に佇む、何か憂いを感じるから不思議!          



右側のアーチ橋から、ハイデルベルグ城に入る。赤い石の建物は
威圧感を与えて力を誇示しているようだ。アーチ橋の下から、今に
も、白馬に乗った騎士が走ってきそうである。           



それでは元の道に戻り、小雨の中をゲートをくぐって中に入る。ゲートの
前には、大きな木が聳えていて、傍に守衛小屋もある         



左がその小屋。右はゲートをくぐって、中に入った奥の門。真ん中の写真
は、石畳に落ちた「栗の実」様のどんぐりが無数落ちている      



この門をくぐると、先ほど「赤い門」から見た、アーチ橋があり、お城に
入れる。この門の入り口の天井には、楔形の柵が降りてくるようになっ
ている。二重三重の防御体制がひかれている。           



場内に入ると、そこには広場があり、年代を感じさせる建物が並ぶ
正面の建物に入った                          



真近で見ると、緻密な細工の石彫で飾られた壁面、意外と温かさを
感じた。基礎部分は大分風化しているが、どっしりした建物だ  



テラスから見た街並みは、赤い屋根で覆われて、小雨に煙る白壁の家々が
木々の緑と対峙しながらも、ゆったりとして、温かみを感じる        



靄の中の風景も又良し!お天気ならば遠景の素晴らしさがさらに増すだろう
ここでドイツについて語ると、面積は日本とほぼ同じ。時差はサマータイム中
は7時間。飛行時間は、直行便だと約12時間。緯度は北海道より北で、少し
気温は低い。9月で8℃から20℃、昼と夜の寒暖の差が大きい       



世界一大きいといわれている、22万リットル入るワインの大樽 



一部崩壊した建物も、片隅におしゃれな噴水が、時の経過を告げる 



建物のそこここにある扉の一つ、遊び心と堅固さを醸している。トイレに
行ったら、壁にコインの額が何枚もかけてあった?           


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