《ぶらり旅》

☆ アスワン その2 ☆



次に向かったのは、ルクソールから約1701km下がった、ナイル東岸の街
コムオンボです。ここはナイル川上流の防衛のため、軍隊が駐屯した場所
でコムオンボ神殿があります。修復された城壁の向こうに遺跡が見えます



城壁伝いに外周を回り、入り口に着きました。もぎりのおじさんが、目玉を
ギョロつかせていました。何故か神殿正面の階段からは入れません。 



入り口を入って、セキュリティーを通り迂回して神殿前の階段を登りました



この遺跡の柱は、特に太い。大きなレリーフが彫られています。神殿の右の
建物に、ワニが祀られています。昔はこの辺りにも生息していたとの事。 



入り口の上には、羽を広げ二匹のコブラを持つシンボルが刻まれています
中には、ワニのミイラが神様として祀られています。             



いろいろな物を捧げている絵があり、どんなものがあったのか良く分かります



王様が神様から冠や(左写真)、♀に似た形をした生命の印「アンク」を手にして
いるもの(右写真)等が描かれています。                      



この壁は下の文字一覧表を参考にすると、解読出来ます?



絵文字をアルファベッに置き換えた一覧表です



神様も多くおられます、太陽の神ラーは良く知られていますね



八頭身美人が描かれています、なんと!美しい事!釘づけになります
ワニの頭のセベク神、コムオンボで特に信仰が厚い。        



左側に刻まれた、これが世界最古のカレンダーです。



石組みの仕組みが良く分かります。石の繋ぎ合わせの部分は楔形に
彫りこまれ、木材がはめ込まれずれ防止が図られていました。積み重
ねはキッチリと高さを合わせてありました。                



当時の高度な医療技術を示すものです。メスや鋏等現在と変わりません



上流防衛の要衝だけあって、ナイロメーター(水位を計測するもの)が
設置したありました。ナイル川と繋がっていて、増水すると水が階段を
登ってくる仕掛けです。                          



中庭から見た神殿です。どっしりと圧倒する佇まいは、一部残っている柱と
合わせ描くと、さらに力強さが感じられます。                 



神殿を背にして、ナイル川を見渡すと、さらにナイルの存在が大きく感じられます



隣国スーダンから、駱駝がやって来ました。今はエジプトのピラミッドにいた
駱駝も輸入されたものです。                           



ナイルノ水はいつ見ても、青く青くゆったりと流れています



この辺りの道路脇には、なつめやしの林が多いです



働き者のロバが、干草をいっぱい載せて、おじいさんも乗せて・・・



昼食の為、高台にあるBASMAホテルに着きました



ホテル内の LOTUSレストランで、タジン(煮込み料理)をいただきました


ホテル内の中庭のプールです、基礎体温の高い欧州人が泳いでいました



香水瓶のお店に行きました。実演があり、あっという間に出来上がりました
その後、香油の説明を受けました、奥が深いのですね?          



ソフィテル・ニューカタラクトホテルに着きました。ここはアガサクリスティが
「ナイル殺人事件」を執筆した事で有名な、ホテルの経営するホテルです
私の部屋は、最上階の一番良い部屋でした。廊下のつきあたりの部屋で
ドアを入ると、10畳程の控えの間があって、ソファーやテレビが置いてあ
ります。通路で寝室に繋がっています。                   



寝室は12畳ほどで、ベランダが二つあります。一人で使うには広すぎます



南に面した大きいベランダからの、素晴らしいこの景色・・・



この遺跡は、ナイル川の中洲にあって基礎部分が残っています



この見晴らしの、すご〜く素敵な事!ナイルの青色が、まわりの色と対比して
右端の建物が、先ほどの有名なホテルです、ここでもお庭は共有です。  



もう一つの、西に面したベランダからの景色です。



このベランダの椅子に座って正面を見ると、ここは夕日を鑑賞するために
特別に作られたベランダなんです。                      



夕日が山に沈むころ、ヨットが寄港して来ました。午後5時ごろです



夕食はホテルで7時からなので、その前に歩いて数分の所にある博物館
に行きました。数年前にオープンしたばかりだそうで、綺麗なところです



この看板が玄関横に架かっていました。エジプト人はみんな、絵心が
あるんですね。驚くべき異文化との接触に、胸が高まります。   



一巡して、異文化の物事の見方・考え方を学びました



夕食はビーフストロガノフでした。その後お庭を散歩しました。電飾が
派出過ぎづ、さらりと安らぎを演出していました。           



お庭の通路の床のデザインです。ちょっと色が街灯で変化していますが



ホテルの部屋から、夜闇を撮影しました。優しくていいですね


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