《ぶらり旅》
'
☆ 飛騨・高山の温泉旅行の巻 ☆

今回の旅行は 私のメールグループの先輩が登られた槍ケ岳を
見る事と白川郷辺りを散策して温泉に入るため、出かけました。


奥飛騨温泉のホテルの部屋から、画面中央の槍ヶ岳を眺望



白川郷の大きな合掌造り、縄だけで組み上げ4階建て



色艶やかな 紅葉!暖かい11月末 ゆえの見ごろ



今回は公共交通機関のない、山間の飛騨高山故、ツアーバス旅行
あいにくの曇り空、名神から北陸道に抜ける、道路の左右の木々は
冬支度も整い、眠りに入ろうとしています。               .



山間の道路に突如現れたドライブイン、周囲は何にも無い
11時過ぎに着いたためか、1台も車が無い?営業中??



店内は以外や?明るく広くてゆったりしている。食事を終え
おみやげ物売り場で・・・何やかや買ってしまった。     .
12時になると、駐車場は一変?観光バスがずらりと並んで
団体さんがどっと押し寄せて!                 .



いよいよ最初の訪問先、飛騨古川へ!右も左も山々山
でも、まだ紅葉が残って、枯れ落ちていないのには驚き



小雨が降った後、歩道が光り輝いて綺麗!         .
格式の高い格子造りの商家と、白壁の土蔵が並ぶ町並み
軒先に下がる、スズメバチの巣が、歴史をかたる。    .



夏場は鯉が泳いでいる川、冬場は雪が捨てられる川に
なるので、お魚さんたちは、春までお引越し中。    .
道の両側には、ろうそく屋さん・・・等が並ぶ、タイムスリ
ップした様な空間である。                  .



町並みの一角、川の傍に「小物屋」さん。このお店はとても
入りやすい感じで、ついつい店内へ。             .
何点かのお土産を買って、納得!               .




お天気も晴れてきて、暖か!まつり会館の辺りは石畳
綺麗に清掃が行き届いて、気持ちがいい!お酒屋さん
の立派な佇まい。軒先にはやはり「巣」。維持管理は大
変だろうなと、人ごとにも一応は思う始末。       .
 


格子のお家が並ぶ中、どこのお家も すだれ?に生け花が
吊り下げられて? 一軒ずつ鑑賞して歩くのも、また楽しい
ものである。                            .



ホテルへ向う途中、峠を越してトンネルを出たとたん、   .
木々は一面の雪化粧、今降ったばかりで、真っ白く光り輝く
その様に、一斉に歓喜の声!声!               .



早くホテルに着いたので、早速お風呂に入って、ペチカの前で
ゆっくり、ホテルの人が、薪をたくさん燃やしてくれた。     .



ホテル内にある「足湯」これなら寒くないので、ゆっくり入れる
傍には2mほどの羽を広げた鷲の彫り物が!          .



日没前に、ホテルの部屋から「槍ヶ岳」を見る!        .
画面中央の、三角にとがった所が「槍の穂先」手前の山々の
向こうにそびえ立つ。私のメル友が、テッペンに登られた事が
脅威と言うか、信じられ無いほどの偉業と思う。        .



朝早く目が覚めたので、露天風呂に入ってきた、ケーブルで下まで
降りてお湯につかると、正面に槍ヶ岳が見える、素晴らしい眺めで
あったが、混浴のためカメラ持込禁止!お見せ出来ないのが残念
このホテルは、お部屋と露天風呂から「槍」が見えると言うのが売物



昨夜の夕食は、カメラを部屋に置いてきたので、今朝の朝食を
パチリとしました。別に理由は無いんだけど。          .



ホテルの前で記念撮影、私が画面に入るのは何年ぶり?
ツアーの中の、一組のご夫婦の写真を、撮って上げたので
お返しにと、撮ってくださいました。               .



高山市に着きました、本願寺の高山別院が駐車場所。観光案内
地図のほぼ中心、北に向い高山屋台会館と桜山八幡宮へ。  .
宮川に添って、朝市等が点在する。見所一杯なのに、なぜか?
散策時間は1時間、これでは足らない。               .



宮川に合流する、江名子川の 小さな橋は、観光スポット
古い町家と、古木の松が風情を引き立てる。       .
町家の軒先には、床机が置かれ、立派な花器には、  .
ホックスフェイスが投げ生けされて、素敵な空間を演出し
ている。町衆の心意気が伝わる。              .



店先の木工細工の時計に、家内が足を止めた。中に入り
見ていると、店主が もう冬じまい「どれでも安くしとくよ」の
声につられて、何点かお買い物!              .



桜山八幡宮への参堂、気づいた事だが道路は中央が盛り
上がり、雪解け水が側溝に、はけるようになっている。  .



大きな石段に大きな手洗い、櫓の柱もことさらに太い



「飛騨の猿ぼぼ」とは猿の赤ん坊の事で、雪深い飛騨では
おばあさんが、孫のために冬の暇な時に、つくったとの事。
良縁(猿)、子縁(猿)、安産、夫婦円(猿)満で、いつまでも
幸せにとの願いとか!                      .



宮前橋の中央に出っ張りの欄干、そこから朝市のテントが
並ぶのが見える。時間が無いので、足早に朝市を見学。 .
売られているものは、新鮮で味がいい(買ったお土産を家
で食べて分かった事)また、何やかや買った。       .



古い町並みのゾーンに来た。手仕事の工芸品の他は
お菓子屋さん、蕎麦屋さん、串焼き屋さん、が目立つ
不思議な事に、コンビニがどこにも無い無いのである



高山を後にして、次ぎは白川郷!道中は山々山、昨日も
今日も、岐阜県の中を走ってる???荘川のダムのため
ダム湖が延々と続く、3億リットルの水甕である、渇水期で
干上がった岩肌が痛々しい!                 .



ここのダムの構造は始めて聞く、粘土と石を積み上げた
ロック フィールド工法とか、セメントの壁が無い、地盤が
軟弱なためコンクリがうてず、土盛りのダムである。   .



白川郷に近づくころは、お天気も快晴で18度、11月末とは
思えない陽気!山並みも穏やかに見える。        .



白川郷の合掌造りは人が居住していないとか。マンホールにも
観光マップも説明看板も、サービス精神旺盛!         .



駐車場からつり橋を渡ると、集落に入る。大小さまざまな
合掌造りの建物が並ぶ。その一角にお寺があり、そこに
は色鮮やかな紅葉が満開、冬はまだ先の様!でも次の
日からは真冬になるとか、お天気男のぶらり旅はいつも
この調子、不思議なくらい?                 .




郷の中のお土産やさん、手ごろなお値段の小物が



明治23年に建造された、5階建てで最大級のものである
巨木の柱と縄、萱で出来ている。中にはいろいろな、 .
珍しいものが展示されている。               .



建物の裏に回ると、遊歩道の石畳がとても素敵
快天に恵まれ、ひときわ明るいが、雪にうもると
表情も一変するだろう。              .



当主の先祖が前田家の御典医であった為、展示品も素晴らしい
このお仏壇は500余年の歳月を通し、家人を見守ってきたと言う



2階には生活用品、道具類が展示されている。      .
観光客用の通路には、板張りだが他の床は、「すのこ」で
1階の囲炉裏の煙が上に通過する様になっており、防虫
防湿の役目をしており、長年にわたり保存がされてきたが
住まなくなり、囲炉裏の火を絶やしてからは、傷みが酷い
そうで苦労があるとの事。                   .



平成13年に葺き返られ、まだ薫煙されていないからそのまま
太い丸太を荒縄で巻き締めて、釘など使わないでの工法。 .
農具や機織も展示してある。                   .



3階には工具もいろいろ展示。
1階に戻り、元囲炉裏のあった部屋を見学。前田家からの
拝領の品も多数!中には葵のご紋入りの茶器も・・・この
茶碗は「まつ様」が使っていたと言う「いわれ物」     .



白川郷を後にして、次ぎは相倉の合掌造り集落へ



ここは、人が生活に私用しているため、内部見学は
出来ないが、村のたたずまいを見て歩く。     .
高齢のおばあさんが、見学者に笑顔と会釈をされて
縁側で日向ぼっこ、されていたのが、印象に残った



これで、いよいよ飛騨高山のぶらり旅は終える
まもなく、陽も向こうのお山に沈みかけるだろう
晴れた日も、雪に覆われた日も、合掌造りの建
屋は脈々と保持されんことを祈り、当地を離れる


上に戻る 

「思い出の旅目次へ」