◎ 綴 方 教 室 ◎




              「篠    笛」

    メル友が篠笛の講習会があるので、始めるというので、
    じゃぁ!私もと言うので、以前ネット販売で購入しました。

    それが、身辺整理で 出てきました。何でもすぐに飛びつき、
    すぐ飽きる やりたがり屋でちゃらんぽらんの私です。

    何故?はじめようと思ったかと言うと、「笛吹き童子」で耳にした
    子供のときの 澄み切った 奥行きのある音色を 自分で出した
    かったからです。

    フュウ〜〜〜ーーー ヒャラリ〜〜ーーーピィ〜〜〜ーーーー  と
    吹くつもりが
    ブユブーー^ ー.. − ビラヒラ^^ーーー プイーヒーー  としか
    なりません。

    ご近所の方は、南極に逃げたいと思ったと思います。
    まるで、蒸かしたサツマイモを のどに詰めたような 吹き方ですから?

    そのうち練習して、吹けるようになりたいなと思い、しまっておいた
    物です。今回、ちょっと吹いてみて オッ!少しはましか?????
    なんて一人で満足してます。

    どこが 変わったか考えると!そうです 気持ちに余裕があるから
    です。暇が一杯あるので、のんびり吹けるからかな?と思ってます。

    音楽はなんでもそうだと思いますが、お琴でも篠笛でも、
    心に余裕があり、その世界に入り込まないと 「艶」が出ないし
    「間」が取れません。

    ビジネスと言う戦場での、ちょっとしたつかの間の時間で、
    気持ちを切り替えて、その世界に入り込むのは、当時 私には
    無理でした。

    せいぜい、仕事を忘れ、楽しみに浸ってる と言うのが実情でした。

    今、浅く広い趣味を 見直して、出来るものから 一つづつ 
    掘り下げて行きたいと思えるようになり、一年生として出発です。


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