◎ 綴 方 教 室 ◎


         「見かけ」による 人の誤認? 

    以前新幹線に同僚と乗った時、私はスーツ姿でキューバ葉巻を
    ふかしてました。同僚は たまたまジャンバー姿の普段着だったのです。

    飛び乗ったため座席の切符がなかったので、車掌さんにグリーン席
    への移動を申し入れました。丁寧に「どうぞ」と案内してくれました、

    後ろに付いてきた同僚に車掌さんは、「君、君」と ・・・あんたは
    どこへ行くんだ・・・とばかりの 視線で呼び止めました。見かけに
    よる先入観で、実態(本当の人物評価)を見ようとしないんですね。

    私は、よく「若く見られる」のですが デメリットが多いのです。
    最近、映画は60歳以上は1000円なんですが、切符を買うときに、
    ・・・証明書の提示がいるんです。

    「苦労してないんだね」と言われます。・・・それrなりに 苦労は
    して来たつもりですが。戸籍年齢を言うと、必ず「ごまかして?
    本当はいくつ?」と言われます。・・・私はうそはつきません。

    大勢いるときに「若い人、こっちに来て」と 呼ばれて 行かないので
    ・・・催促されます。年をとると 頭髪は禿げるか 白髪になって
    当たり前 と言う 社会通念があるからだと思います。

    私の場合は、良く考えても メリットはないように 思います。
    と言う事で、何故?「見かけ」が先行するのでしょうか?

    ああだ!こうだ!と考えましたが これだ!と言う答えは
    見つかりません、ただ 社会通念の共有化 とでも 言いましょうか

    この「見かけ」は便利に使ってきたと 思います でも 時代の変化に
    付いていけない人は「誤認」のまま 自分は 正統派? なんて
    思ったまま? なのですかね。



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