《ぶらり旅》

☆ 香港一日観光ツアー編 ☆

ここは香港のビジネス街の中心地、5車線の大通りがズド〜ンと貫く
交差点の間は信号がない、そう!横断陸橋が何本もかかっている
すごい車の量だが、渋滞がない。じっと立ち止まり見ていると、車間
が詰まってない、だから車線変更もスムーズ、割り込みさせまいと
どこかの国のように、詰めたりせず、待ってあげている、マナーの
良さが、渋滞をなくしている、スピ−ドは出ているのに事故はない
イタリアのように、ベコベコの車は一台もない。バスとタクシーが
やたら多い、トラックはほとんど通らない、見習うべき事が多い



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それでは、「ぶらり旅」第三部のぺージをめくりましょう!


私たちが泊まったホテルは、ビジネス街のど真ん中、高級レストランから
セブイレ、マクドetc、裏通りには大衆食堂から食料品店まで何でもあり
それに何と言っても、交通の便がとてもいい、もちろん客室は満足、香港に
お住まいの方に予約していただいたので、本当にありがたく感謝してます



客室からは、高層ビルが林立しおり、スケールの大きさに驚きを隠せない



眼下には大通りが見えて、バス停に来るバスの多さ、数珠繋ぎの表現が
ピッタリ、珍しくトラックが来たので、シャッターを押した。バスがレーンに
戻るとき、後方の車は待ってあげている、完全に移行するまで、感心!
中央のグリーンベルトの横のレーンは次ぎの交差点で右折?する車が
並んでいる、どうしてこの量の車がはけて行くのか、ここからは見えない



ホテル玄関前の歩道から、左右の光景、会社は9時から6時?
朝の通勤か?多くの人が行き交。黄色のペンキは停車ゾーン?



この辺りは、4本の通りが平行して走っており、ギッシリビルが並んでいる
表通りを1本南に下がると、この様な光景、ビルの谷間から顔を出す空は
霞がかかっている。どのビルも2階に通路があり、渡り廊下?で繋がれて
いて、自由に通り抜けが出来る。手前には横断歩道がある。めづらしい!



日本語ガイドによる、1日観光はこのホテルから出発するので、ぶらぶら
横断陸橋を渡り、ビルの中を通り抜け、途中キョロキョロしながら来ました



それでも10分もかからなかったので、早く着きました。ロビーでは
パイロットたちが空港行きのバス待ちの間、賑やかに談笑してました



待ち合わせ時間キッチリに、ガイドさんが迎えに来てくれました、なんと
本日のお客は我々だけ!昨日までは35人、バスは大型、前に座って
ガイドさんと向きあって楽しく!。最初は1997年7月1日、中国国務院
が香港特別行政区政府に、「永遠盛開的紫弁花」を贈ると石碑がある
金色に輝くオブジェを見物しました。返還式典の行われた、建物の前に
デ〜〜〜ンと鎮座まします。本土の観光客は誇らしげに自慢するそうな



バスの窓から歩道の光景を眺める。腸詰屋・八百屋・雑貨屋さんが
並ぶ。庶民の足である、バスを待ってる人々が長い列を作っている



八百屋さんは昔の日本と同じ、バラ積みの光景!いや!香港だけじゃない
今まで行った国は、どこもこうだった。日本だけがトレーにラップ、嘆かわしい



「文武廟」と言う街中にあるお寺を見学。日本で言う「お宮さん?」です



煌びやかな寺院です、「赤」は健康「黄」はお金「緑」は幸せを意味するとか
参拝の老女がひざまずき、熱心に拝みながら、おみくじを引いてたんですが
日本のように1本引き抜かず、上下にゆすって1本を床に落とすやり方です
くじには記号が書いてあり、それを告げてお札を貰うんですが、解読不可能
で、陰陽師のところに行って、解説して貰わないと分からないとの事、分業化
が進んでいると言うより、奥の深いものゆえ、こうなったのか?推測の域です



とにかく、拝む仏様が多い。リングの線香、上は1ケ月、下は1週間もつ



願い事により、拝む場所が違う、右が金運、左が健康の
説明に、家内は迷わず、健康の方で拝んでくれてました



ピークトラムに乗って、世界三大夜景の一つ、ビクトリア・ピークへ
ホームの電飾看板には、歴代の車両の写真、現在は6世代もの



夜景もいいが、昼間は風が心地よい!肉眼での迫力がお伝えできないのが残念!



ここでも、ハーゲンダッツは他のアイスクリーム屋さんの倍の値段
垂直に音楽に合わせ吹きあげる噴水を見ながら、一休み、ニ休み



アバディーンで、水上レストランのある湾内を観光



これが、水上タクシー、やはりお客は私たちだけ



貸切のため、右舷へ左舷へと自由自在、観光はピーク時の直後に限る



岸辺のすぐ傍に、この高層ビル群!湾内には、水上生活者が???



これから、九龍地区に移動、車窓から街の光景をショット



香港島と九龍半島は海底トンネルで結ばれている、ここは香港側入り口



片側2車線のトンネルは、80km/h、車間距離は充分保たれている



本日の観光はパンフなし、「日本料理」の看板、と思いきや「海鮮酒家」へ



エレベーターを降りると、そこには生簀があった、客席はここもガラ〜ン



やはり、野菜は「しゃきしゃき感」がいい。春巻きは何時もは食べないが
おいしかった、マンゴープリンもマイウー!今日は団体がないので暇?



バスは South Bay にある、???のお寺に向います。



道路から、急な階段を降りると、そこは祭壇や祠、ゴテゴテの飾り物
が、ひしめいているお寺?「健康の赤」がやたら多い?さらに下ると



ドでかい仏像や龍等、いろんな動物が所狭しと配置してある



大きさはお分かりでしょう、お顔がみんな「温かくて、やさしい」



「救人一命・・・」と「福」の大きな字が書かれた石碑



この仏様を頭から全身なぜて、その手をポケットに入れ込むと
お金がたまると言うので長蛇の列、昔は違ったが、今はお金に



「溺」の漢字が目に付く、子供を抱きかかえた仏が祭られている



ここは、前が海です。



ごらんの通り、砂浜がとても綺麗なビーチ?でも昔、ここでは魔物が出て
溺れて亡くなる人が絶えなかったので、供養するため、次々と建てられた



この様な仏様が数え切れない程、祭られている。その分だけ犠牲者
が出たと言うことか?哀しみの場所も、開放されて観光ルートに??



続いて、Stanley Market に行きました、前方の右側が迷路のような
所で、お店がひしめいている。何でもあるが、目利きが出来なければね



夕方前にホテルに戻ったので、散策に出かけた、人通りのすごく多い
街角に「揚げ物」「焼き物」「飲み物」「・・・等」なんでもある場所で足が
止まった。「しゅうまい」5個の串刺し=7元(約100円)「カステラ焼き」
1シート=10元(約150円)・・・これは型に入れて焼いてあるが、バリ
の部分が取らずに、そのままくっついているので、全部繋がっている
日本なら、千切って1個づつ丸く焼くところ、食べられるのでバリは捨
てずそのまま、食べ物を粗末にしない考え方!無駄な手間をかけな
い、合理的、感心!・・・バリの部分が「香ばしい」最高にマイウーだ



このコーナーは焼き物、すべて7元・・・このお店はH$の表示は使わず
「元」を通している、根性あるじゃないですか!「イカのゲソ焼き」と「シシ
カバブー」を買う、ゲソは1本づつ、噛み切れ易いように、鋏で2〜3ケ所
づつ切れ目を入れてくれる超親切さが、若いギャルを引きつけるのかも



帰国する日の朝がやって来た。今日もお天気がいい!



ホテルを出て街中で朝食を、と出かけた。



角の喫茶店に入った、家内の朝食である



私は朝食がある食堂に入った。メニュウの中から選ばないといけない
早口の甲高い声で聞かれても理解できない、すると横のお客に店員
は通訳しろとでも言ったのか、変に訛りのある英語で説明してくれた
もっと分からない?あれは英語とは程遠い?単語は聞き取れるので
メニューと英語?で理解できた、要するにベースを決めて、トッピングを
どれにするか言えばいいのだ。メニューの中に「出前一丁」があるでは
ないか?「粒麺」「米粉(おかゆ)」は分かるが「日式烏冬」は何だ?で
結局「日式烏冬」(おうどん)をベースにして、トッピングは「雛」(鳥肉)
に「煎蛋」(目玉焼)にした。食べながらメニューを見ていると「自選・・」
の表示や品名が何を指しているかが、ほぼ分かってきた、いいお勉強



フライトは午後なので、散歩に出かけた。ホテル前の横断陸橋には
びっしり、お花が植えてある。日本では水やりの経費を考えて、まあ
不可能だろうと思う、でも、ここはもっと大切なものを、守っている様だ
現在は中国であるが、英国のポリシーが色濃く残っているように思う



一筋南の道路はすいている。横断歩道を見つけた、中央部分に
安全地帯?があるので、立ち止まり、車を再度確認して渡りきる
実際に渡って見た、5〜6人は退避できるから、車優先でも、人命
尊重は出来、物事の考え方として、一面的でないのが非常に良い



ビルの谷間を抜けると、公園があった。そこでは年配の方(リタイヤ組み
と思われる)が「気孔」をされていた。表通りは通勤者で一杯だが、ここは
充分な広さだ、中国では親や目上の人を尊敬すると言うのを、実感した



公園の先は海だった、風が心地よい。おじさんが長いホースで丹念に
水撒きをされていた、手抜きはない。ここまで徹底するから自然が息づく



11時ごろホテルの近くのバス停から、空港行きの二階建てバスに乗った
一日観光は普通のバスだったので、家内と乗るのは始めて、この青い
バスがA11番の空港行き、めづらしく、混んでいたのか遅れて到着した



すいていたので、二階の一番前に座った。パノラマカーそのもの、視点
が高く見通しが良いので、気分は最高。このまま帰るのは惜しい気分だ



このバス停、歩道に順番待の人が一杯、うっ!歩道橋の階段の上まで
人が並んでいる、手前の道から来た人は、階段を登るの?余計な世話
バスの前に停車中の車はベンツetc、タクシー(的士)はトヨタ。香港社会
では、運転免許はすぐにとれるが、車を持つのは、高額の経費がかかる
だから大半の人はバスを利用、必要に応じタクシーを利用。だから車を
持っているのは、お金持ちだけ。所得の低い大半の人は税金は無し、
学校は無料・・・etc、香港の人が利用するお店の物価は安いから、生活
しやすい、マンションは入れないが、公営の住居なら負担をしてくれるの
でとても楽とか、7年間住みつくと認定され、いろんな恩恵を受ける事が
出来るので、セカンドライフを送るには、香港がお勧めと、言われてます



海底トンネルを出て、九龍半島を西へ、ランタオ島へ渡り空港へ向う
啓徳空港が玄関口の時は、高層ビルは高さ制限で建てられなかった
が、今はのっぽビルが一杯。以前はこんなに高層ビルはなかった・・・



世界物流を担う、コンテナヤード、湾をぐるっと取り囲む、広大な規模!



左の橋を越え、ミッキーと飛行機のマークの看板を見ながら、二つ目の
橋を越えると、ランタオ島に入る、道路の左側の山の左にミッキーがいる



さらに西進すると、国際空港に到着、規模が広すぎるので、画面に入りきらない



バスはチェックインカウンターのあるレベル7に到着する。カウンターは
全部でA〜Kまであり、JLはGカウンター。平日とあって、大半が中国人


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中国本土からの香港への旅行者は制限されており、1日1000人限定とか



お昼ご飯にするため、レストランに入った。家内はセブイレで買ってきた
ポテトチップスでビール、私は甘辛く煮込んだチューリップが乗ったご飯
このレストランは市価の約倍以上の値段!ビール1本約600円?驚き!



早めに空港に来て、ぶらぶらルッキングと思っていたので、お店を回った
私の足を止めたお店・・・三尺琴が展示してあった、これで約3万円、絶対
お買い得、でも持って買えるのが大変、これなら持ち運びに便利だし、う〜
欲しくてたまらないが、頭を過ぎったのが、今度来る時に、製作場に足を運
んだら、もっと種類が多いだろう?その中で音色を聞き比べて・・・、実際に
弾くんだから、飾り物ではないので、うん!そうしようと、自分で納得させた
今、編集をしていて写真を見ると、あ〜〜〜ぁ!買っておけば良かった、と



帰りの座席は関空でバスの時間があまりないので、降りるのに便利な
一番前の席を指定出来た。今回の旅行は入出国の際スムーズにいく
様にトランクを止め、機内手荷物の範囲にしていた、ターンテーブルで
トランクを待っ時間が無く、予定通り行動できたので、ピンポーンだった



早めに来たので、待合はがらがら。結局がらがらで、搭乗後スチワーデス
さんが「お席お変わりいただいて良いですよ」と、言ってくれたが留まった・・



飛行機は滑走路に向ったものの、飛び立つ飛行機が列を作り、順番待ち
飛び立つ間隔は1分もない程の混みよう。さすが世界の香港空港である

この度の旅行に際し、また大勢の方々のお世話になった。連休初日の
ツアーを取ろうと、旅行社に問い合わせ、その折り、いろいろして頂い
たが、結果出発日を変更して、単独旅行にしたが、それも E さんや
受入れ側の A さんの、ツアー以上の詳細な説明があったならばこそ
無事行き来できたのであって、感謝しきれないほどの感謝で一杯です
そして、忘れられないパーティーの思い出を作ってくださった、ご参加の
皆さんのお陰です。そしてまた、Aさんのご子息とも、楽しいお話に花が
咲き、若き頃にタイムスリップしたような感動を覚え、最高に心温まる時
を過ごせた事、感謝しております。予約やバスチケットの購入をしていた
だいたAさんの会社の女子社員の方、パーティーでおいしいお食事を作
って下さった、メイドのご夫婦、一日観光で私たちの専属のようにお世話
頂だいたガイドさんやドライバーさん、笑顔で迎えてくれたショップの方々

皆さんに、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。


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