《ぶらり旅》
☆ バレンシア 編 ☆
バルセロナから南へ、オレンジとパエリヤの町で有名な、バレンシア
気候は1年中温暖で、緑の濃い、スペインの第3番目の都市に移動
アンダルシア地方を代表するグラナダに向うの途中で、ドンキホーテ
で有名な ラ・マンチャ地方へ立ち寄る。風車の町には、ガルディの物
とは全く正反対の、黒と白の色調に、超シンプルなデザインの風車が
荒涼とした大地と、果てしなく広い空にどっしりと佇む。スペインのもう
1つの趣に、また新たな感銘を受けた。 .
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それでは、「ぶらり旅」第ニ部のぺージをめくりましょう!
スペイン国土はハイウエーが網羅しており、移動は列車より車だ
バレンシアは関東辺りの緯度に当たるが、地中海の温暖な気候
を受けて、道路の傍から緑のベルトが続く。 .
交差点? インターチェンジ? は、合流口の信号はないが、見通しがいいから
出会い頭の事故がない。ガードレールの右側写真の二段重ねの部分は、道路
脇の設置物の、保護強化の為で、ガードレールで、日本だと 先端は同じ高さで
U字型をしているだけ。これは先端が地面の方に下がっているので、接触車両
の損傷が軽く、ガードレルの先端に衝突せず、フロントを破壊する事はない。 .
人命尊重の徹底に又感服! .
バレンシアの市街に踏み入れた。やはり第3番めの都市だけあって
車の数も、手入れも違う。でもなんとなく、ゆったりしていると思える
レストランに入ると、大概、壁に生ハムや腸詰が吊ってある
直径1.5m程の大なべで、約30人分の 「パエリヤ」、バレンシア
近郊のアルブフェラ湖周辺は、スペインきっての「米どころ」なので
これが 庶民の食に定着。お味は?日本で食べられる パエリヤに
比べると、とても質素で、皆、お変わりしないので物語る!その分
野菜サラダは新鮮で味も良く好評、トマトも本来の美味さ!お代り
古都バレンシアで生まれた、「NAO」ポーセリン(磁器)アート
その筋では超有名で、1体最低○万円の高価な物。ちょっと
いいなと思ったら、お値段は○百万円?驚きである。ホテル
のショウケースに収められていたのだが、しばし足が止まった
世界遺産「ラ・ロンハ」やカテドラルを見る為、旧市街をしばし歩いた
表通りから横道に入ると、道幅が狭くなったり、広くなったりと???
建物の色調もイエロー・べジュが基本に仕上げてある。黒い鉄格子
と茶色の木部のコントラストが、はっきりしているに関わらず落ち着く
お菓子やさんの店先!日本に比べると、派手さがなく地味
バレンシアの市庁舎、カテドラル、ミゲレテの搭がある、ベルシェ・スクエアに着いた
市庁舎の外観は見事な装飾で、落ち着きのある建物である
カテドラルの入り口は、重厚な装いで、訪れたものを圧巻する
周囲には歴史ある建物が、軒を連ねる、このときカメラの電池
が急になくなり、ピンチ!しばし撮影中断! .
我が家の庭にもって帰りたい搭が佇む、最上階で昼寝がしたいものだ
レストランの入り口には、壁面いっぱいに見事なタイル画があり素敵だ
世界で一番間口の狭いビルとして、ギネスに載った赤色の建物
旧市街の落ち着きのある、たたずまいに、ただただ感動し
表通りを渡り、「ラ・ロンハ」に向った。 .
世界遺産の「ラ・ロンハ」、ゴシック様式の荘厳なイメージで、現在は
展示会やコンサート会場として使われている。13世紀頃地中海貿易
の中継基地として栄え、絹工業が中心的産業で、その取引所だった
周辺の歩道には、毎日曜日には、古銭や切手の市が立ち並び
収集家には良く知られている所である。覗いたがすごい数である
このデコレーションは!私の脳の創作データーの中にはないものだ
文化芸術の伝統と技法には、国々のものがあり、それらが現代に
どのように生かされ、発展しているのかを見て歩くのも、また楽しい
窓の一つづつに、装飾が施されているが、どれも見飽きないものばかり
傍の金物商の店頭には、パエリアの平鍋が、一人用から多人数様まで
お菓子やさん、ねじり飴や、おしゃぶり飴etcおもちゃもある
旧市街を歩いて、大通りに出てきた。左の写真はレッカー車で駐車違反車両
が持っていかれるところ、どこの国にも僅かだが、こう言う人がいるんだな!
メインストリートには、このようなどっしりと構えたビルが立ち並ぶ
外装の剥げ落ちや、手抜き工事で タイルの落下などはないよね
ドン・キ・ホーテのラ・マンチャ地方に向け、広々とした風景を見ながら
オレンジと赤土の穀物畑を見ながら、延々と道路は続く
道路の両側に沢山の風車がある場所に来ました、目的地はもうすぐ
広々とした畑が続くところに来ました?そうなんです、ドライバーさんが
どうやら、道を間違えたようです、と言うのは新しい道路が出来るのは
いいんですが、地図の差し替えが 追いついてないようで、どうしょう!
ドライブインです、やってるのかな?と思うたたずまい、トイレ休憩を
かねて、ここで道路を確認。携帯で会社に聞いておられた様ですが
中に入るとお客が何人かおられました。ドライバーさんは、早速
マスターに道を尋ねてました。行ったり来たりしたが、一件落着
聞いた通り付近にやって来ましたが、どの筋を入ればいいのか
分かりません、「あった!」風車のマーク 「X」 に「QI・HOTE」
この坂道の住宅街を抜け、丘に向えば・・・目的地はもうすぐ!
丘の上は、広々としていて、そこに「あの風車」がありました。ここなら
風が吹き抜けて行きそう、今日はあまり風がなく、観光客には好都合
昼食のため、レストランに 立ち寄ったが、表には小説でおなじみの
槍を持ったドン・キ・ホーテがお出迎え、地元の方が沢山来られてる
入り口の壁には、ドンキホーテと、サンチョパンサが居酒屋に着ついて・・・・・と
小説の中にある、光景が描かれたものが、架かっている。私もこの小説を読破
した事がないので、詳しくはないが、夢の中で女神を見たドンキホーテは、その
女神を探しに、旅に出ると言う内容だが、なんと世界一のバイブルを上まわる、
ベストセラーだとか、各国語での翻訳数も世界一とか、再認識。 .
建物の中に入ると、中庭があり、観光客用のトイレが並ぶ、対面の母屋
には、ここのお店の子供が遊んでいる、やはりのどかだ!我々は中庭の
奥にある建物に入った、長テーブルの両側に椅子が並んでいる、ここが
食事をする部屋? ハエが飛び回っている!ウワオ!。視点を変えて、
白壁に青のラインの建物が、この近辺多いのでガイドさんに聞いて見た
答えはこの村の色だと言う?納得の行く説明でなかった、私は魔よけ?
のため・・・・・との答えを想像していたのだが!肩透かしを食った感じだ
庭の隅に、サボテンが花を咲かしていた、始めて見たが食べられるらしい
左の写真は、葡萄?オレンジ?の搾り機、駐車場の中に展示?してあった
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