《ぶらり旅》
☆ プ ー ノ 旅行編 ☆
クスコよりさらに、高地3855mのプーノ、そこには汽船の航行する湖として
世界一高いところのある、チチカカ湖がある、3812mは富士山より高い所
にある湖だ、琵琶湖の12倍もあり、青空を映す湖面は神秘的である。 .
フォルクロ−レ発祥の地、澄み切った青い空を見てると、分かる気がする
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それでは、「ぶらり旅」第三部のぺージをめくりましょう!
今日の予定は、プーノ(4000m)に向けての、480kmのバスの旅、
広々とした、左右山に囲まれた 平地を行く、高地満喫 ?の旅だ
アンデス山脈が連なる、雄大な景色が見もの、とにかくのどかである
楽器を奏でれば、どこまでも、どこまでも響き渡る、そんな風景である
まだ、この辺りは「とうもろこし」や木立もある、でも山は ズーント高い
これは 麦ととうもろこしで出来たパン、ガイドの青年がバスを止めて買いに
行き、みんなに振舞ってくれた、そのまま食べても、なかなか おいしい味だ
そして、この後 コンドルトラベルから、ビンゴゲームと商品が用意されていた
ここで疑問について答えておこう、今回のツアーは、コンドルさんが担当毎日
朝には、ミネラルウオーターを1本づつ配ってくれる、しかもコンドル社製。 .
ケース行くえ不明の件、翌日回送されてきた、だが他のツアー客のは出ない
コンドルと言うだけで、係官の対応が違ったとか、白バイの件も、自前で警護
体制が出来てる、徹底したサービスを実践している、そして極め付きはお客
のために、現地コンドルが自前で保険をかけくれている、これは聞いた事が
ない、そのお陰で、ホテルや駅に来てくれた お医者さんの費用や薬代は全
部無料、今回のように半数以上がぶっ倒れたのは異例だが、お陰で精神的
な煩わしさや、苦痛からだけでも、開放された事、そして手配の行き届いた
救援介護体制に、謹んで感謝の意を表したい。 .
蛇足になるが、立ち寄ったお店やレストラン、全て お出迎えと、お見送りが
あった、他のバスツアーには、なかったような ? これも「コンドル」の力?
途中ウルコス町があった、日曜日とあってそこここに市があり、人でにぎやか
テントは、支柱に X に棒を結び、四角い布を張ったもの、円よりはいい。 .
山羊やアルパカも、荷物を運ぶ、狭い道に人も動物も、どこどこ!楽しいね
トイレ休憩に立ち寄った、入り口は鉄の大きな扉、バスが中に入ると、また
閉める、ここはセフティー ゾーン。ご婦人用のトイレが連なる、ちなみに .
男性用は2つ、高地で下痢の人が多いんで助かる。受入れ体制がいい .
広場の中心では、アルパカやリャマ、ビクーニャの主役がおで迎え
バスはどんどん高地に向う、木立が少なくなり、草原には草が生い茂る
だだっ広い平原には、放牧の牛や羊が、ゆったりと 草を食む
ペルーは鉄道が少ない、でもプーノへは道路と平行して、レールが走る
鉄道は速度が遅く、10時間かかるそうな、線路の向こうに温泉場が見
えてきた、ペルーでは水着で入る、日本のように裸ではない。 .
標高 4335m、とうとう やって来たもんである、我が人生で最高到達地点だ
その大地に立って、カメラを向けて、そして呼吸している、順応力はすごい!
でも、確かに呼吸するのもしんどい、体も ゆっくりしか動かない、ワァオー!
ここにも、おみやげ物を売る露天が並ぶ、写真モデルのおばさんも
待機してる、遠くに標高 5000mのマライヤ山脈が、霞んで連なる
ここからは、400mほど下ったところが、プーノの街、牛さんがうらやましい!
少しでも下がる、それだけで、すごく楽な気持ちになるから 不思議!
途中の街の、物売りの屋台とお店
教会の前の道に座っていた、親子が妙に印象的だった!
昼食に立ち寄ったお店は、遊牧民のパオみたいな建物、中は明るい
食後お買い物をしたが、リマ、クスコの半額で物も丁寧に作られてる
ナプキンが、 「厄除けの牛のおき物」 にセットされて出てきた
テーブルクロスとお揃ろいで、なかなか感じのいいレストランだ
食事の味付けは、日本人に合う、スープとパンは何処へ行ってもハズレなし
空の青さと、白い雲、見飽きない風景には 充分堪能できる
プーノの道路沿いの家並
三輪自転車が、物資の搬送に活躍している、人もリンタク?で
中心街、日曜日のため、あちこちに露天がある
マーケットの向こうに、観覧車が見える
露天の場所は何処でも、人の通るところに出ている、広い道幅だから!
バスは市街地を通り抜け、シルスタニ遺跡のある、ウマヨ湖へ .
汽船は航行してないが、湖面は標高4000mで、世界一高いところにあるのウマヨ湖
右上の山に遺跡がある、麓の広場では地元の方の宴会真っ最中
遺跡は一口で言えば、お墓の集まったところ、石を円形に置くとお墓になる
遺跡の入り口から、ウマヨ湖を見る、左山の上に遺跡が広がる
アルパカなどが放牧されてる、何ともはや!1時間でも2時間でも座っていたい
「こころが洗われる」と言う表現があるが、まさしく、このような事だろうと思う。.
吹けるものなら、ケーナの音色を あの雲の向こうまで 届けたい気分である。
先ほどの脊柱の裏側、この中には悲しい運命が眠っている、主人が
亡くなると、妻と子供はコカの麻薬で眠らせておき、頭骸骨に楔を打
ち込み殺害し、一緒に葬ったとか。子孫維持のため、1子だけ残した
と言う、なんとむごたらしい歴史の一幕か!盗窟で壊れたか、無残
先ほど紹介した集団、アルコールをがぶ飲みして、踊りまくっている
私は呼吸するのも大層なのに、お酒や踊りなんて、とんでもない!
ケチュア人のお宅へ訪問することが出来た、これが道路からみた全景
アルパカとリャマ
入り口は2つ、動物用と人間用、門の上の魔よけが違うとか?
屋外のキッチン(竈)と石の調理台、右は粉引きを実演して見せていただいた
大きなお皿の中に、丸い小さなジャガイモ、紫の皮をむき、横にあるドロ
状のものをつけて頂く、ウエッ!と思うが、食べるとなかなか いける味
アルパカの糸紬を見せてくれた、お姉さんの帽子と服が素敵!
ホテルに戻り、目の前のチチカカ湖を写真に収めた、実に美しい!
翌朝はあいにくの雨、あかって来たのでホテルを撮影した、まだ空は
玄関横には、五っ☆が。 私が玄関に近づくと、ドアボーイがいない時は
従業員が走って来て、ドアを開けてくれる。徹底しているところが五つ☆
玄関を入った正面には、コカ茶がおいてあり、少し砂糖が入っていて呑みやすく
おいしい、このホテルもコンセントは2種類、今回はどのホテルも五つ☆だから。
2種類なので、日本からバレンタインデーに貰った、アダプター持ってきたが不要
だった、トイレは水洗だが、ペルーではペーパーは流せない、必ず横にゴミ箱が
置いてあり、そこに入れなければならない、配管が細いんで詰まるとか、ウ〜ン
4000mではお菓子の袋もこのようにパンパン、はちきれんばかりである
と言う事は、体内の血管も内臓も同じ?だから頭痛や消化不良で下痢!
私はお医者さんから、旅行時の消化剤を貰って、呑んでいたので、OK!
ホテルのロビー正面のレリーフも躍動的!出来るものなら、私も踊りた〜〜〜い
壁や柱には、絵画がギッシリ掲げられていました、私には最高のおもてなし
9時、「チチカカ湖遊覧観光」に出発!ホテル前に船着場があり、歩いて
ところが、階段が20数段、この階段がすごく堪える、高地で何がしんどい
と言っても、水平に歩くのは良いが、上下の歩行は 想象以上に、キツイ
これがトトラと言う「葦」、ウロス島(浮き島)の材料、これを積み重ねて出来ている?
湖の中に島?がいくつも見えてきた、あれ全部浮いてるの?
その中の一つに訪問する事になった、浮島には10棟程の小屋が建っている
近づくと、本当に葦で出来てる、豹の顔を持つアシ船が係留されてる
そう、この湖の形が、豹が寝ている形に似ているので、豹の湖とも?
水面に50センチ程出ていて、水中に1.5m程あると言う、トトロ葦の積み上
げは2m程、底にあるものは徐々に腐って行く、その分上に足して行くとか
トトラで出来た家、かわいらしい!はねても沈まないが、足元がフワフワ
ここは元来の生活の場でない、観光用のアイランドだ、広場の中心に、この
看板があり、観光客にガイドが説明する、全部で22の島があり、約1000人
が住んでいる、小学校はあるが、大きな子供は上の学校に行くため、島を
離れている、実際は少なく、観光に従事している人だけが住んでいる。 .
湖で取れた魚、お供え。竈に茶瓶
住人は物売りと観光客がない時は、品物の製作にあたる?う〜〜〜ん?
島には見晴らし台があり、180度のパノラマは素晴らしい
お隣の島が連なる、一応流れないように、杭を打ち込み繋いであるとか?
ちゃんと モーターボート係留されてる、見た目と違い、文化的?
観光用の葦船、大人数用だ、これで少し離れたところの、小学校のある
島に行く事になった、こぎ手はお姉さん、見た目老けて見える。ごめん!
奥に建っているのが、フジモリさん融資の小学校、木造平屋建て
学校の前には、大きなスピーカー、室内の壁には絵や貼り紙が
小学生たち、授業は観光客に歌を歌い歓迎する事、後で手作りの小物や
自作のクレパス絵等を、観光客に買ってもらう、労働と対価の実践学習!
一旦、ホテルに戻り、イカに移動するため、フリアカの空港へ
途中の道路脇では、飲み物や 食べ物を 売るお店が 並ぶ
プーノの町並み
チチカカ湖とお別れ、中央の瓢箪島にある、白い建物がホテル
プーノはリンタク?が多い、手軽に乗れるんだろう
インターナショナルのフリアカ空港
出発ロビーでは、フォルクローレの楽団が演奏!音がめちゃめちゃ
待合室も各国いろいろ、アジア系が目立つ、壁にぶら下げてあったもの
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