《ぶらり旅》
☆ イスタンブール旅行編 ☆
トルコ周遊の旅も振り出しの、イスタンブールにもどって、ゆッくりと
たくさんある、観光スポットのツアー開始である。紀元前には、ビザ
ンチィウムと呼ばれ、AC4世紀東ローマ帝国の都として、コンスタン
チノーブルに変わり、1453年オスマントルコにより、イスタンブールと
呼ばれるようになったゆえ、奥深い歴史がある。 .
これが世界で一番の!昔 映画でみた、トプカプ宮殿の86カラットのダイヤです
**********************************
それでは、「ぶらり旅」第六部のぺージをめくりましょう!
アジア側のラプセキ港から、ヨーロッパ側の、ゲリボル港 に渡り、 .
イスタンブールへ、この辺りは、都心に供給する農作物の、畑が広がる
郊外に入ると、一変!マンション住宅が連立する、そして建設中の
マンションが非常に目立つ、トルコは国土が日本の倍、人口が半分
の7000万人、だから国民一人分の面積は日本の4倍ある。しかし
7割近くが、都市に集中しており、住宅が不足しているからである。
地方の観光先では、人も車もほとんど見なかったが、ここへ来ると
住宅群、車、人の数がものすごく増える、それに 観光バスが多い
都心に入ると、車の道路わきへの駐車が目立つ、どこここ関係なく
2重、3重駐車が目立つ、駐車場が無い、どこでもが駐車場になる
同時に車道・歩道の区別がまったく無い、人は車道をすり抜け歩く
ヨーロッパ大陸側の道路を内海、マルマラ海を見ながら
進むと、お魚料理が売り物の、レストラン街に着く .
このレストランは城壁にくっつけて建てられたもので、室内の壁は当時
のままの石垣である。「チーズパイ」と「たらの焼き魚」がメーンでした。
庭には、シクラメンやゼラニュームのお花が、一杯咲いてました。 .
トプカプ宮殿にやって来ました、皇帝の門はバスが本当にぎりぎり通れる
巾です、中に入ると、第一庭園の一帯が 大きな林、石畳がとても素敵!
林間の道を進むと、正面に 第二庭園入り口の 「表敬の門」がある
トプカプ宮殿は、歴代スルタンが居城としたところで、4つの庭園エリ
アに別れ、それを取り囲む建物は、オスマン時代の遺物の博物館に
なっている。 .
第二庭園入り口からは、左側にハレム、右側には厨房があり
中国や日本、トルコの厨房品、陶磁器 などが展示してある。
中央の建物は、枢密院議場で上には監視搭がそびえている。
幸福の門の並びには、当時のトルコ刺繍細工品が展示してある
ここからは建物内部と、宝物の展示場は 撮影禁止でなので
第3庭園内の物は、トプカプ宮殿の写真ブックを購入してきた
ので興味ある方は、ご連絡を、お貸し致します。 .
第四庭園に入ると、そこは宮殿の位置が半島の先端にあるため、
右側バクダッド・キヨシュクはヨーロッパ・サイドが遠望でき、金角湾
が見える。左側メジディエ・キヨシュクはアジア・サイドとヨーロッパ・
サイドを分ける、ボスポラス海峡が見渡せ、素晴らしいパノラマは、
一見の価値あり。 .
第四庭園にある、「東屋」には素敵なタイルで装飾が施されている
ブルーを基調に白色と見事な調和を図り、中には黄・赤・緑を加え
何とも言えぬ、落ち着いた雰囲気をかもし出して、派手な色なのに
不思議と心が安らぐ、威圧することなく、高潔な暖かささえ感じる。
建物の中のステンドグラスは、大胆!且つ奇抜なデザインで、アジア
サイドにはない、「独特の美」の研ぎ澄まされた傑作ばかり。 .
先ほど紹介した、陶器の展示場、小さいレンガ を積み上げた建物
この石畳、一体何人の人が歩いたことか、磨り減った表面が語る!
建物の中は、意外と寒くない、と言うより湿気が無い?乾燥もしてない
左写真は、陶器展示室とヨーロッパ陶器・銀器の展示室の間の通路
中央と右の写真は、枢密院の表構え、宝物殿で時間を取られたので
時間切れのため、内部見学が出来なかった。 .
議場の内部を、ガラス越しに写真を撮った、残念!である
枢密院の庇部分、壁も庇裏も、とても素敵な淡いトーンの彩色、感激!
お絵画きで、ブルーの使い方に苦心してたので、大いに収穫あり .
1時間半の見学時間も、あっという間にすんだ、でも、脳みそには一杯
インプットできて、トップに掲げた86カラットのダイヤや、3260gの世界
最大の エメラルドの短剣や、素敵な装飾品も、一杯見られて、大満足
でした。 .
夕食前に、グランドバザール に行きました、メーンの通路から横に
無数の路地があり、お店がびっしり、なんと 4千軒以上もあるとか
迷い込むと迷子どころか、出てこれないとか、ありとあらゆる物が!
何軒も連なる貴金属店の店先、まあこれだけあると、ジャンボ宝くじ
が2〜3本当たらないと、とても無理、目の保養?には充分でした。
アガサクリスティで知られてる。オリエントエクスプレスの終着駅構内にある
レストランで夕食、かたゆでのスパゲッティー(私は食べてないが)は不評!
出発前の、オリエントエキスプレスの先頭機関車・客室内部・最後尾
このツアー最後のホテル、やはり5ツ星のコンラッドホテル、アニメで
999に出て来る、車掌さんの様な 制服 のドアボーイが、お出向え
ツアーの中で、一番気に入ったホテルなので、少し紹介します
フロント・中央ホール・ 玄関セキュリティ・エレベーターホール
玄関をちょっと出ただけでも、入るときは確実に全て再チェック
当然ボディも持ちものも、「ここまでやる」の世界!だから安心
客室はとても素敵、1メータ超える 大きなふわふわの枕が、4つ
バス・トイレは広い、タオルも大きな物から 小さい物まで 4種類
バスローブも、おまけに雨傘も用意されている、コンセントは電圧
切り替え式スイッチ付きの物、その他小物も、ミネラルウオーター
コヒー・紅茶・日本茶etc、細かいところに、気配りが行き届いてて
最高でした、旅行社もなかなか考えてますね!いい事です。 .
ホテルの全景、大きすぎて全部入らない、ホテル 中央ドームの天井
L階で出発の前集合時に、歓談の一時、帰りはお土産で荷物は一杯
今日で観光は最後の日、イスタンブール歴史地区の観光に出発!
地下道の壁には 「ダイキン」「三菱」「富士通」のエアコン室外機が
道路沿いには、大きなモスクが立ち並ぶ、街の中には遺跡が共存!
まず、最初に見学するのは、スレイマニエモスク、傍で見ると本当に大きい!
入り口を入ると、中は広い庭があり、レストランや小物を売る店がある
綺麗な林に囲まれて、モスクが建っている、通路の屋根は内部の配色と
合わされて、とてもモダンな感じ、大胆な縞模様が 何とも言えない。 .
モスクの中に入り、天井を見上げる、足が釘づけになる、圧巻!ブラボー!
壁面は、ブルーのステンドグラスにより、幻想的な雰囲気を かもし出す
灯りが天井から何本ものワイヤーで吊り下げられ、人々の足元を照らす
このワイヤーには、蜘蛛が寄りつかないように、嫌いな ダチョウの卵が
途中につけられており、蜘蛛の巣が、付かないように 配慮されている。
画像処理で、明るく見えるようにしたが、実際はこめかみが、
外側に引っ張られるような、感じに見えて、ここにいることが、
とてもありがたく思える。 .
左写真の絨毯は、このモスク、右の絨毯は、ブルーモスクのもの
共に明るく見えるようにしたが、実際は薄暗く、雑念をはじき出す
ブルーモスクの全景、最も美しく壮大なモスクの一つ、世界で唯一6本
の尖塔(ナミレット)をもつ、巡礼者が、メッカへ旅立ったのも、ここから。
ブルーモスクの中庭で説明を聞きながら、見上げる、なんと大きい
モスクの内部、思わず!ウワオー と声を上げたくなるが、シーン
小声で説明をしてもらったが、後ろのいたので、聞き取れなかった
壁面のステンドグラスを、そ〜〜〜と、忍んで行き、撮影してきた、
右の写真はメッカの方角を示す、そして写真は撮れてないが、2階
の女性達の礼拝場の壁面は、最も見事な「ブルー」のタイルで埋め
尽くされている、保護のため立ち入り禁止、下から覗くだけ。これが
「ブルーモスク」と言われるようになった所以である。 .
次ぎは地下宮殿へ、ここは宮殿への給水のための、貯水池なのである
ほとんど真っ暗、ストロボも効かない。画像処理で見えるようにした。 .
19キロ郊外の森から引水され、1001本の円柱が、80.000リッターの水
を貯めていたとか、柱は再利用されているので様式はまちまち。 .
毒が混入されないように、鯉を放流して確認していたとか、中央写真
の「涙の柱」は指が入る穴が空いており、親指を入れて、願い事をし
360度回転できると、願いが叶うと言うもの、何をお願いしたのかな
右端の写真は、メドゥーサの首が、何故か逆さまに礎となっている?
さあ!最後のOP観光、ボスポラス海峡クルーズ、船着場に移動!
そこには、100人程度が乗れるボートが何隻か、海峡は波静か
海峡の両岸のアジア・サイトとヨーロッパ・サイトは若干趣が違う
海峡大橋は、第一と第二の二本がある、共に交通の 要である
船着場への道で、伸びるトルコアイス屋さんが、店を出していた。
パホーマンスよろしく実演してくれ、見とれているうちに終わり写真
に撮れずじまい、とてもウイットで、お客を喜ばす、座布団 10枚
いよいよ!帰国のフライト、みんな、お土産が多くて大変!機内荷物が
2〜3個と、まあ!良くもこれだけ 買い集めたものだ、私も同様ですが。
夜空から、地上の灯りがとても綺麗に、不思議なほど、ファンタジー
帰りも、ウズベキスタンのタシケント空港で乗り継ぎ、関空へ
東へのフライトは、時間の逆戻り、夕陽が沈みかけてます。
中央アジアは今昼時、乾燥した大地は雪に覆われて、まばゆいばかり。
トルコで目一杯、観光に時間を取ったので、夜のフライトのせいでもある
関空に着くのは夜中、日航ホテルで一泊して14日間の旅は終わりました
お土産に買ったものの中で、陶器類だけ一部掲載します
今回のぶらり旅は、私にとっては、アジアとヨーロッパの混合美術探索
の旅であり、先ほどの西安旅行時の、収穫と合わせて、大変有意義な
ぶらり旅でした、シルクロードを通して、いろいろな文化がもたらせられ
日本の文化を、また違った目で捕らまえることが出来、今回ご一緒して
いただいた、ツアーメンバーの皆様、旅行社及び現地の関係者の方々
に感謝申し上げます。ありがとうございました。そして一緒に付いて来て
くれた家内が、喜んでくれた事が何よりの思い出として、全て最高でした
トルコ旅行目次に戻る
「思い出の旅目次へ」