《ぶらり旅》

☆ イズミール・トロイ旅行編 ☆

温暖な地を後にして、北に進路を取り、歴史で良く知られている
ベルガマのアクロポリスやトロイの遺跡に歩を進めます    .


入り口の近くに再現した模型があり、階段で登れる、記念撮影用である

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それでは、「ぶらり旅」第五部のぺージをめくりましょう!


ホテルの朝はいつも静かで、ゆったりしているが、今朝は5時に中国系
のツアーが、わいわい がやがやと出発して行った、その後は再び静寂
を取り戻した、いつもは日の出と同時に、コーランの読経が拡声器で流
れ聞こえてくるが、聞こえたのかな?                    .



街中はにぎやいで来ている、犠牲祭が終わって、人々の普段の
生活が戻ったからだ、これからエーゲ海沿いの道から少し山手に
入ったベルガマに向う、ここは3世紀ごろ文化や芸術が開花した所



軍港が見えた、ここは、ヨーロッパとアジアを繋ぐ要衝である
トルコ共和国は歴史的にも近隣諸国と友好的ではない、当然
自国防衛として強力な軍隊が必要、国防費が国家予算に大き
く影をおとす、だから18%の消費税をかけざるを得ない、マン
ションの1階は、お店や事務所が並ぶ、地熱発電所の蒸気だ



エーゲ海沿いを1時間ほど走り、山手に入る、小高い丘が見えてきた
ヘレニズム文化が開花した時代、ベルガモン王国の遺跡である、道路
は急斜面に添うように、スイッチバックのように登って行く       .



丘の斜面には、大きな野外劇場が、舞台は谷底みたいだ
下に見える道路を、登ってきたのである、すごい風である



アテナ神殿跡、わずかに柱が残っている、当時は素晴らしい彫像で飾られた
数本の柱だけれど、華麗な神殿をイメージさせるには充分である      .



遺跡の中の通路で、みんなが、かくれんぼのお遊び・・・写真に
写らないように、柱の影に隠れてくれてます、はーい!次ぎの方
パチリ!「お父さん、まだやで!」                  .



アクロポリスの観光を終えて、昼食に立ち寄ったレストランには
ブルドックの置き物だけど 「華子」 がいるではないですか、家
に置いてきたので心配で心配で、でも、ホットしました、面倒見て
もらってる、おKさん もうしばらくお願いしますね         .



バスは更に北上、緯度からすると青森辺り、バスも暖房を強くします
エーゲ海から、マルマラ海に入る入り口の所に、トロイの遺跡がある



この遺跡は紀元前3000年も前から約2600年もの間、繁栄・衰退を繰り返し
トロイの町は九層に重なり現代に至っている、それぞれの時代に歴史が刻
まれ、ホメロスの描いたトロイ戦争のすぺタクルも、その足跡を残す、アレキ
サンダー大王のアテネ宮殿は第九層である                  .



左下の写真は、各層が掘り出されている、右下の通路は城壁を壊す丸太
が持ち込めないように、狭く直角に曲げてある、先ほどの入り口の再現さ
れた木馬では、ここは通れない、形は違えども、何らかの形で場内にもぐり
こみ、寝静まるのを待って、奇襲し、ギリシャの勝利に導いたのだろうと思わ
れる、石垣が斜めなのは、この辺りは地震が多いので、よじ登られることは
覚悟のうえで、崩壊防止のため、構築したと言うことだそうです      .



遺跡の観光ルートには、ここは第何層、何時代と標識がある
世界史、とくに「古代史」に詳しくないと、チョット理解しづらい



遺跡の場所から下界を眺むれば・・・・・広大な畑がどこまでも続く
それにしても、ここは寒いというもんではない、凍えつきそうである



チャナッカレのホテルに着いた、ここも五つ星、今回の旅行はどこも
五星なのでラキーであった、宿舎が悪いと疲れが、逆に溜まるから



ホテルの窓からは、エーゲ海とマルマラ海をつなぐダーダネルス海峡
が見える、対岸はヨーロッパ大陸であり、ギリシャに通ずる      .



ヨーロッパとアジアの架け橋となる、港にフェリーが入ってきた
お客が多いときは、積み残しが出るので、早い目に来て待つ



舳先に見える大陸はヨーロッパ、航跡の後ろに見えるのはアジア大陸



ここで、少し角度を変えてUPしましょう。これはトイレではなく
お祈りに入る前に、手・腕・顔・足を清める水洗い場     .



ホテルのロビーにある、靴磨やさんの道具セット、バスは砂埃で直ぐに
汚れるので、トイレ休憩の時、水洗いされる、各ドライブインには専門家
がいて、手際良く洗車・ふき取りをする、バスの乗降口の足元に流れた
水もアドナンさんに言われて掻き取る、気配りすごい!         .



電車は珍しい、左はコンヤで、中央はイスタンブールで、右は世界一
短い、1駅だけのイスタンブールの地下鉄、何故?          .



観光地の広場にはパトカーと警官が、同じくタクシーも客待ち
市内を走るタクシー、バスetc都会には多い         .



バスにも種類があって、路線バスは2両連結式、単体のバスは
大小あり、小型は日本と同じく、小グループの貸しきりバス  .



最後になったが、とてもいい物!TABUS・・・そう!タクシーとバスの
合わさったもの、一応ルートは決まってるが、停留所が無く、乗り降り
の場所はどこでもOK、トルコではタバスが一番目に付く、道路のあち
こちに乗客が待っている、都会だけでなく、都心と郊外のパイプとして
日常生活に欠かせない、存在のようである、通勤時間帯は日本のよう
に停留所に固まってるんで無く、点々と道路わきに立っている、だから
挨拶もおしゃべりも無い?ひたすら待つ?                .



イスタンブールの街中をピックアップ!標識や道路標示が無い
歩道と車道は段差があるので、何とか分かるが、車道は人も車
も、お構いなし、センターラインは時間帯にあわせ、各自が暗黙
の内に決まるのか?とにかく交通ルールはあるが、まったく気に
しない、大きな道路は交互2車線のはず、でも歩道よりは2〜3重
駐車は当たり前、だから反対車線を走る、不思議な事に事故も、
渋滞もない、みんなが勝手に、時間帯ごとに一方通行にしてる?


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