《ぶらり旅》

☆ 九分*台北 忠烈祠・故宮博物院 ⇒関空 ☆



今回の旅は、台湾周遊が目的で、台北近郊は観光スポットの主なところを、足早
に回った。九分(正しい「ふん」は、人偏に分と書く)新たに足を踏み入れるたびに
違った趣を感じる、情緒豊かな街造りだ。この「宮崎アニメ」に登場した「あめおち
ゃ」は、台湾の気候風土にあった、全面開放窓の建物で、急な坂の街に彩を添え
る、心安らぐ空間だ。忠烈祠は、過去の戦争よりも、日本人には、台湾の徴兵制
に目が向く存在だ。故宮博物院は、見るつもりなら、最低1日はかかるところだが
さらっと流した。これで今回の周遊の旅も終わりとなる。               



花蓮のホテルを七時過ぎに出発。特急列車で九分に近い瑞芳駅まで乗る
花蓮の街中の広い道路は、人も車もちらほら。                



花蓮駅の周辺は、街外れの田舎駅の雰囲気。鉄道の利用が少ないのか?



駅舎の中には、時間待ちの客、日本人と中国人が大半。8番ホームの電車に乗る。



8時発、6号車の34番席。切符は縦印刷、シンプルで見やすい。



瑞芳駅に着いた。市内の真ん中にあるのか、駅前はタクシーやバスがごった返している。



道路には、屋台が軒を連ね、活気に満ちている。中部・南部に比べ
台北を中心にした北部の人口密度の差なのか?          



新鮮な野菜・果物が、パックなしで積み上げられている。日本もUターンすべきだ。



九分郊外に着いた。古い建物がごちゃごちゃ立ち並ぶ。川も何か異様に見える。



この入り口付近は、町の高台にあり、ここから階段で下りながら、商店街を進む。



軒に赤提灯がつるしてある「あめおちゃ」まえの通路。ここまで来ると、この街並みも
かえって、気が張らず、落ち着けて楽しいものである。                  


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レストランのバルコニーからは、瑞浜と台北の北東にあたる、基隆市が遠景に見える。



台北に向かうにつけ、高層ビル群が目立ってくる。



増え続ける人口に、住居も高層化。台北のまマンションの家賃の高額さに驚く。



台北市内に入り、まずは「忠烈祠」観光。微動だもせぬ衛兵に、観光客がひしめく
衛兵の交代進軍の後に付いて、参拝をする。                     



故宮博物院の外装。院内での撮影は禁止されているので、お宝を見たいときは
また、飛行機で来なければならない。                         


 

台北市内の夜の道路。タクシー・バス・バイクが ゴウゴウ行きかう。



翌朝、五時半ホテル出発!8時過ぎのフライトだけど、ツアーだから早め早め。



空港内は広々と、通路も明るくおしゃれになって!



時間待の間「桃園懸平興國民小学」の子供たちの作品展があったので、見ました
学校単位で、牛の張りぼてに彩色して、なかなか面白い。              



通路の一角に、祈祷室が設けられていた。3室に区切られ、キリスト教・イスラム教
仏教だ。                                             



私は仏様にお許しを請うて、撮影させて頂いた。もちろん、今回の旅の感謝と
私を含め、回りのお世話になっている方々の、健康と安泰を祈念致しました。



台湾ならではの、書道展。扇子の展示品に見入りました。掛け軸も堂々とした書体
美しい筆の流れ、空港にいることを忘れさせる、ひと時でした。           



西遊記に登場の面々です。沙悟浄・猪八戒・牛魔王。でも肝心の孫悟空がいません?
それは、あなたが孫悟空ではないですか?と作者のお遊びかも?           



8時35分に飛び立ちました。約3時間のフライトです。青空が合唱している様です
今回の旅は、台湾のぐるっと周遊で、大まかながら、台湾と言う全体を垣間見た気
がします。ビジネスの街・仏教、道教の街・歴史の街・素晴らしい景観の街・自然の
偉大さを感じる街・庶民の街・戦争の傷跡を残す街・文化遺産の街等々。結果益々
台湾が大好きになりました。気候好し・食べ物好し・そして人情大いに好し、最高!

今まで、あちこちと旅が出来たのも、皆様のおかげ。旅先でも温かく迎えてくださっ
た皆様にも感謝!感謝!旅行社の各位にもお礼申しあげます。          


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