《ぶらり旅》

☆ ボルネオ島の旅 ☆
 コタ キナバル その1

今回のフライトは、マレーシアの首都、マレー半島のクアラ ルンプール
行きの便で、経由地のボルネオ島のコタ キナバルへ小雨の中離陸した
コタ キナバルは、ボルネオ島の北部に位置し、中部・南部はインドネシ
ア領となる。同じくマレー半島も、北はタイ、南は半島の先端にあるイン
ドネシア領のシンガポールと接する。コタ キナバルは、赤道から離れて
いるため、温暖な気候は過ごしやすく、またクアラ ルンプールの大都会
化された街と違い、のどかさを備えているため、リゾート地として素晴ら
しい所である。                                 



マレーシア航空の機内食、チキンとシーフード。お蕎麦も付いてる
日本調達だから、味はいいし、ご飯がうまい。           



行きは約6時間のフライト、台湾辺りに来ると、窓からの眺めがいい



ボルネオ島に近づくと、小さな島々が美しい造形美を表し、積乱雲が
勢い良く、成長している。                          



空港からの道路沿いは、ゆったりとしていて、大都会の喧騒さわない



ホテルの敷地に入ってきた。ゴルフ場を初め、テニス・マリンスポーツ
スポーツジム・シアターまで、備えた総合リゾート施設だ。      



敷地には、3つのゾーンに分かれており、真ん中にレジャー施設
その左右に各ホテルがある。この白い建物が宿泊するホテルだ
陸側には、ゴルフ場やテニスコート等があり、海側には船着場や
プール・プライベートビーチ等がある。               



ホテルの部屋は海に面していて、庭園の木立の向こうには、プールや
砂浜、船着場が続く。この庭、毎朝徹底した清掃がなされる。     



部屋の中には、何故か帆船の絵ばかり
(絵画の画面をクリックすると、拡大して見られます)



各ホールや通路には、いろいろなものがあり、これは等身大の木彫り
(画面をクリックすると、拡大して見られます)



これが、ボルネオの線と色彩。ゆったりと流れる素朴なラインは、温かい



ホテルでの朝食は、バイキングで室内とテラスと、その日の気分で
壁にはめ込まれた装飾?の意外さに、しばし見行ってしまった。 



壁一面の大きな帆船のレリーフ、絵画やお魚のレリーフに・・・等々
原住民の物でないのが、残念だ。                   
(画面をクリックすると、拡大して見られます)



午後から、郊外のガラマ川での、ジャングル リバークルーズに
テング猿や、蛍鑑賞に出かける。道路の両側はこのような景色
が続き、人影は全くない。人口の90%近くが都市部に集中して
いる為で、大自然そのままで大変いい気分だ。         



途中トイレ休憩を急遽とった。現地の人が利用するドライブイン
古式トイレが 1つしかないため、長い列が出来た。焼かれてい
たのは手羽先、辛そうなので手が出なかった。         



船着場までは、バスプールから徒歩で数分ほど。ぬかるみの道を
水溜りを 避けながら進むと、萱?ぶきの小屋があって、そこには
小さなボートが待機していた。川底が浅いので、クルーズ船が寄り
つけないので、橋渡しをするためである。              



船上のデッキから川下を見ると、マングローブ等の木々に覆われた
ジャングルが待ち構えている。水の色は褐色だ。          



川を下って行くと、マングローブの枝に動くもの、天狗猿だ。この木の
葉しか食べないため、ここにしか生息していないとか。       



褐色の水面には、マングローブの根っこが。りんごのような実は毒が
あるため、食べられずに、たわわに吊下がっている。         



雨が降って、虹が出て、枝の先に天狗猿が夕焼けに照り映えて



下流の中程で船は停まり、船上での食事が始まった。茂みの向こうの
夕焼けが素晴らしい感動を与える。食後船は川上に進路を変え、辺り
真っ暗な中、両岸の木々に生息する、蛍を鑑賞しながら帰路に着いた
デジカメでは撮影出来なかったが、無数の蛍が放つ淡い光は、木々の
全体を覆い、クリスマスのイルミネーションの様な、幻想的な雰囲気を
醸しだし、貴重な体験が出来た。                     




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