《ぶらり旅》

☆ ユングフラウヨッホ その2 ☆



神々のおられる世界は、このようなものかと思うほど、神聖で光り輝き
荘厳な景色を、目の当たりに見てふと想い巡らすのであった。人類は
機械文明を築き上げ、地上から乗り物でこの高地に、一気に登れて、
何気なく見れるが、これでいいのかな?と。でも、凡人の私でさえこれ
だけの感銘を受け、山々からの無言のメッセージを賜ったのだから・・
ま!大自然からのインパクトのある贈り物だとしておこう       



次は展望台とは反対側にある場所で、雪原に出られると言う氷の宮殿を見に行った 



トンネル通路の先に、宮殿があった。床も壁も天井も全部氷のトンネル
中に宮殿がある。吸着力の無い靴を履いている方は、転んでおられた



展示コーナーでは、氷で彫刻した、くまさんやうさきさん達がいた 



ユーローのシンボルキャラクターやペンギンさんたち。宮殿の出口を出ると
雪原に出られるドアがある。                          



ここから外に出ると、そこは山々の峰々に続く雪原。私はまだ足跡の無い
素肌のような雪原に私の足跡を記した。                   



ユングフラウ峰 (ヨーロッパの最高峰4158m)から、600m下の雪原に
私は立っている。3500mに電車とエレベーターで来られた。アルプスの
大地に、足跡を刻んでいるのである。以前ペルーのプーノで4335mを
体験しているが、ここの空気は薄く無い。張り詰めた緊張感で、時折舞
う粉雪にも寒さを感じない。日差しがなんと優しく温かいことか!大自然
のすごさ!強さ!包容力に身をゆだねて、一時立ち尽くした      



先ほどのフロアに戻った。カフェコーナーがあり、温かい飲み物が
高ぶった気持を、緩やかにしてくれた。出っ張ったテラスには、ガ
ラス張りの大きな窓があり、そこからも展望できる        



クライネシャイデック駅に降りてきた。ここで食事をとり、外に出ると
ホームの雪も消えて、電車の時間待ちの間に、お土産を買った



黄色い電車に乗り下山、途中ハイカーに出くわす。 



路面の勾配を分かってもらうために、電柱を撮影した。 



インターラーゲンの街中についた。メーンストーリートだからお店も多い 



道路の向かい側は、広い緑地があり、遠くに頂が雲に隠れた山々が連なる 



表通りから横に入り込んだところに、噴水のある公園?があって、奥には
古風な建物が構えている。この建物は営業中のガジノで、建物の右側に
出入り口があって、男達がたむろしている?。              



お庭の花壇の一部と建物の装飾。ラスベガスと違い、晴れやかさは無い 



インターラーゲンを後にして、ジュネーブに向かう 




郊外の道路脇は、緑が続く。農地の一区画が大きい。どこかのどやか 



交通量の少ない事と、青い空・白い雲が、ゆったり感を醸す 



ジュネーブに近づくにつれ、遠方に街が見えてきた 



高層ビルが出現して来た、でも緑地は続く 



都心の喧騒は何処も同じ。市内は電車が走っている、車が多い 



フランス新幹線 TGV に乗って、華の都 パリ へ(約3時間半) 


フランスへ 

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