《ぶらり旅》

☆ パリの交通 ☆





モンサンミッシェル の観光も終わり、パリに戻るため一路東に。今回の主な
旅程をこなし、ただ走るだけになると、行きとは違った物が目に入るようにな
った。常時渋滞の、パリ市内 を体験しているので、高速道路はどうかな?と
中でも、道路標識が目に付いたのでピックアップした。中央にある速度規制
130km/hの下に、 降雨時は100km/h。大変優しいですね。その下の鹿飛
び出しの 三角標識。3kmの左右の矢印が、日本のように水平でなく、上下
に書かれています。国によって常識の違いが楽しいですね         



道路の横に広がる田園を見て、ひたすら走ります。「PARIS」の標識が



しかし、まあ!車の少ない事。お天気は最高!両側の木々の色が
緑・みどり していて、フランスの郊外の「のどかさ」を実感    



中央分離帯の、夜間ライト遮蔽板も緑色です。左のガードレールの
足元も緑が続きます                          



翌日、朝早く目覚めたので、ホテルの近くをぶらっと!歩道の石畳いいですね
でも、高いヒールを履く女性は大変でしょうね!                 



朝の街角、人の往来が少ないから、みんな朝が遅いのかな?



こんな町中でも、交通ルールは全く無視?左右の通行帯なんてまるで無し
走ってくる車に向かって、バイクが突っ込んで行きすり抜ける。特に三叉路
の場合、斜めに突っ込んで、めちゃくちゃ。動きが取れないはずなのに、不
思議、いつの間にかすり抜けている                      



歩道の一角に、レンタルサイクルが。番号を指定し、コインを投入すると
固定支柱から自転車が離脱する、とても固定方法がユニーク     



路上駐車は、向きがばらばら、好き勝手に駐車している。高級車や新車は
盗難防止のため、有料の駐車場に止めているとか、古くなると路上に変更
するとか。出勤時間帯になると、スタイルのいい、パリジェンヌが     



駐車中の車、良く見ると、トランクが べこべこ・サイドモール取れて無い車
隙間無く詰めて止めるので、出る時体当たりするのを防ぐため、鉄のアー
ムをシャシーに着けた車・助手席側のドアとモールがこすれた車等々 



午前中はパリを自由に見て回り、午後集合して、さあ!これから空港へ。



帰り便は、ドゴール空港からのフライト



この空港は、成田の約7倍の規模で、管制塔も7つあり、個人行動では
とても たどりつけそうにない。来た時と同じく、ヘルシンキ 経由のため
北欧行きのターミナルに着いた                       



空港内のロビーも、ガラ〜ンとしている。でもここはフランス!店頭の
POPもセンスがいい                           



9番カウンターでチェックイン、D76Bゲートから搭乗、15時25分発



直行便では無いので、飛行機も小型。ビジネスマンが多いのが目立つ
シャトルバスで横付け、歩いてタラップを登るのが好きな私には、最高
最後だから、思いっきり ヨーロッパ の空気を吸い込んで、乗り込んだ

今回の ドイツ ・ スイス ・ フランスのぶらり旅は、私にとっては、当初の
予想よりは、はるかに収穫の大きいものでした。それは自然の美しさ!
大きさに、大いに感動した事と、世界遺産 を初め、ヨーロッパの歴史の
重さ・意識の違いを、身体で感じ、流れる空気に、触れる事が出来たか
らです。今 形式的な国境がなくなり、ユロー圏として息づいている国々
をみて、ヨーロッパ としての力強さに、打ちのめされる、思いもしました
ヨーロッパは、着実に前進している。それに付け、自国の憂いを隠せま
せんでした。                                 
最後にこの旅行でお世話になった、皆様にお礼を申し上げます   


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