《ぶらり旅》
☆ 台南赤嵌楼・武廟他・安平古堡と台北101天空オフ会の巻 ☆
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すぐ近くにある、赤嵌樓に来た。この建物は、オランダが統治していた時代は
紅毛楼と呼ばれ行政の中心として、また、日本統治時は陸軍病院として使わ
れ、植民地時代の歴史を留める第一級の古跡です。 .
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鄭成功はオランダを破り、この地を奪回した。記念碑はそのエピソードを
語るように中庭に建てられている。台湾人の心を熱くする光景か! .
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敷地の約半分はお庭で芝生が植えてあり、外界と一つ隔たっている
絵画的には特にこれと言うものは無いが、歴史的には意義が大きい
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ここから道を隔てた近くに、武廟がある。歩道で「カルメラ」を製作販売
していた。昔良く、縁日の夜店で買ってもらったものだ。右の写真の店
は、「義豐河川冬瓜茶」が美味いと評判で、長い列が出来ている? .
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喧騒な表通りにある「武廟」。武の神様である、関羽をお祀りしてあるところ
緑地に金で書かれた格調高い書体と、額縁の見事な彫刻飾りは、驚愕する
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お参りする時は、この束ねた半紙を持って、神様に願い事をし、その後
表にある、この火床に投げ入れて燃やし、願い事を叶えてもらうとか?
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「大丈夫」・・大きな丈の男の意から、安心とか頼れるとかの意味・・の額や
「人倫之至」・・人として守るべき道を極める・・等の額で、この廟を理解する
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すぐ傍の交差点の、角っこにあるお店、台湾一美味い元祖の坦仔麺店
昔、漁師をしていた主人が、不漁の時稼ぎを足すため、開店していたの
で、「度小月」と言う名前にしたとか。あまり美味いので、偽店が多いとか
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廟回りをすると、近場で沢山あるので驚く、京都の寺町風である。ここは
「府城煌廟」いわゆる、お宮さん。土地の守護神が祀られている。 .
門を入った本殿前の広場には、市井人が椅子に腰掛けて輪を作り、歓談
日曜日とあってか?のんびりとしている。天井は線香で煤け黒ずんでいる
本堂の奥にもう一つお堂があり、その間の中庭には蓮の華が咲いていた
とても居心地が良く、表の喧騒としたものは何も無い、安らかな空間だ!
鴨居に書かれた素晴らしい龍の絵と彫刻。今回旅行で最良のものだ
安平地区にやって来た。ここから「安平古堡」に歩いて行く。露天が並び
賑わっている。どこもそうだが、駐車場が少ないのが難だな! .
この廟は素通りした。装飾は超細かい、特に柱の透かし彫りは繊細!
安平古堡は、1624年にレンガ作りの四角い城砦として築かれ、当時は紅毛城
と呼ばれ、オランダの貿易の拠点であった。長崎の異人館を思い出す建物だ
塔の上から四方を見ると、周囲一帯を見渡せる位置に建っている
苑内には大きな木々が生茂り、時の流れを伝える。芝生の庭の中に
井戸があるが、これは赤嵌樓の井戸と、繋がっていると言われている
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錆付いた大砲が眠っている。誇らしげに鄭成功の堂像が建っている
安平地区のガイドマップが掲げてあった。この地域は古い建物が保存
されている。この大木は300年枯れずに茂っている。枝の先は3軒分
の家を覆い尽くすほど伸びている。 .
第三級古跡海山館と書かれてある。当時要衝の安平港の統治した歴史が・・・
白壁に赤い柱と青い線・緑の屋根・・・台湾だな〜〜〜と思う。 .
朽ち果てた建物が保存?(放置)されているが、倒壊寸前のものも
道は、表面が磨り減っているが、石畳なので清潔でいい。 .
標識があった。安平の古い家並みの地区があると書かれている
家と家の間を這うように道?通路があり、蛇行していて、入ると方向を見誤る
いきなり広場があった。お寺の前には机が置かれ、子供たちが勉強している
大人たちは輪になって腰を掛け、歓談している。地域全体がファミリーなのか
広場に面している建物の壁に、色鮮やかな龍の顔が画かれている
通路の木蔭のある場所に、おじいさんが身動きもせず、椅子に座っている
この家は真っ赤に門を塗り、換羽と劉備の画を貼り付けている。 .
昼間、車の中から撮影した、101ビルの勇姿、さすが世界一だけあって・・・
「FASHION 101」と書かれた大きな電飾が出迎える。今夜のオフ会は
85階の欣葉101。それゆえ「天空オフ会」と 名打っての開催。このお店
にたどり着くまでに、3回のチェックが入る。エレベータを乗り継いで なの
だ。すべて黒で統一、薄暗い中に 証明だけが浮かぶ。受付は赤い看板
で受付嬢の顔だけが浮かび上がる。 .
店内は近く以外は、ぼーと見えるだけ。スポットライトでテーブルの上は
明るい。そう!夜景を見ながらお食事を・・・が売り物なのだ! .
これが夜景!85階だと車は点だ。何処よりも綺麗!と言っておこう
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