《ぶらり旅》

☆ 新幹線・台南慶隆廟・八田技師の巻 ☆



今朝は、8時半に台湾高鐵に乗ると言うので、6時に起床バタバタとして
台北駅にタクシーで来ました。道路がすいていたので、予定より早めに着
きました。お天気はぐずつき模様です。                   



2月台(2番線)が新幹線です。台北駅は非常に綺麗にされている駅です



エスカレーターで降りたところがホームです。台北駅では10分前にならないと
降りられません。そのためこの辺りは、沢山のベンチがある待合室です。 



エスカレーターを降りた所は、4両目です。お客が多かったのか、15分前に
ゲートを空けてくれました。2Bホームに405号8:30発が入ってます。台北
から高雄まで行きます、我々は一つ手前の台南で降ります。        



車両の勇姿を納める為、台南駅でホームに入ってくるところを撮りました
カモノハシ型の白とオレンジの車両です。オレンジはシンボルカラー?



指定席の車内、座席はゆったりしてます。背もたれの簡易テーブルに設備の
配置図が書かれてます。分かりやすいので、親切ですね。          



セブイレが開通記念商品のグッズを車内販売してます。ワゴン販売も来ます
コーヒー(UCC)が40元(約160円)コーラーが20元、すべて日本語併記です



座席の前後幅は広めです。後ろの方を気にせずにリクライニングを倒せます
カートを引いてる女性は、ゴミを回収する役の職員です。          



トイレが綺麗!手入れがされていて気持ちがいい。エアーブロー付き
「はるか」(関空行き特急)と同じように、入り口の所にトランク置き場が
これを見ても、治安と社会秩序のいい事がわかる。他国では考えられ
ない事らしくて、客席より奥なら、持ち出されても見えるが、入り口では
分からないので、ありえないらしい。(欧米人の感想)         







南に行くにしたがって、お天気が良くなってきて、車窓からの緑も鮮やかに



台南駅のホームからエスかレターで降りた所。喫茶店とセブイレはあるが
レストランは構内には無い?不便!仕方なくセブイレでお弁当等を買って
ベンチで食べた、我々だけだった。「日本のおのぼりさん」そのものである



構内のトイレ美しい!維持する事が文化。ガランのセンサーが根元に付いている



台南の市街はやはり、台北よりゆったりしてるように感じる



吉原将軍が祀られている、慶隆廟にやって来た。道教式寺院には屋根の
上に3聖人?がおられる。龍の飾りが躍動的!この龍は中々出来栄えが
いい!建てやの大きさに比べてかなり大きいかな?           



入り口を入った所の、鴨居や欄間の装飾絵画は素敵で、見飽きないほど楽しい
祭壇の前には、沢山の生き生きしたお花が飾られて、人々の思いが伝わる。



祭壇の前には、3人の将軍が祀られているが、「吉原将軍」と襟に書かれた
お方は日本の軍服に軍刀を持して・・・そう!ここが吉原将軍のお寺なのだ



堂内の両端には、「鳳凰」と「麒麟」の線刻が、色あせてはいるが一部に
金箔が残っていて、寄贈された当時の素晴らしさが思い浮かぶ。    



昼食は「西拉雅渡假飯店」と言う、丘の上の川魚の料理では有名?なお店で



嘉南大川灌漑工事を成し遂げ、人々から尊敬された「八田興一」技師の
銅像とお墓のある地に、参拝を兼ね立ち寄った。             



お花は、ご一緒した方が供えてくださった。周囲は緑に囲まれて穏やかだった



この工事用道路を歩いて行くと、土盛り工法で10年の歳月を要したダムがある



我々一向は、歩くのを止め、車でダムのある所に来た。1930年に完成してから
80年近くなるのに、今だ勇姿を留め、下流の田畑を豊かなものにし続けている。



ダムの上に建物が建っており、そこに「八田技師記念室」がある。玄関には
ご夫婦の写真に「永恒的技師 八田興一」と書かれた看板がある。    



展示室内には、いろいろな写真や品があったが、中にご家族全員の写真があり
目に止まった。解説ビデオを見せて頂き、今更に偉業を成し遂げた勇者に、敬意
を表し、又、素晴らしい先輩がおられた事に、込上げる血潮を感じた。     






展示物の中の数点を写真に収めたので、UPしておきます


台湾旅行目次に戻る 

「思い出の旅目次へ」