《ぶらり旅》

☆ 228記念公園、総統府の巻 ☆


今日は帰国の日です。お昼過ぎ旅行社の方が、ホテルに迎えに来て
くださるというので、午前中Eさんの案内で、地下鉄に乗って228記念
公園に出かけました。「二二八和平公園」 だけあって、本当にのどか
緑一杯の広い、ゆったり出来るところです。園内には記念館があります



木陰が涼しい、手入れが充分された綺麗な公園です



台湾式の鳥居?園内の案内板に「二二八紀念館」とありました



池が何箇所かあり、水鳥が泳いでいます。地面の硬さが時の経過を伝える



剣舞の練習をされていたおじさんに、「見せてください」と言ったら
私に握らせポーズをつけてくださいました。そこでパチリ!と一枚



ここにも「健康歩道」がありました。私は2歩でギブアップ!
家内はスタスタと、いつも体操で鍛えてる!勝てません!



公園のシンボル、歴史を実証する紀念碑があるモニュメント



円形の銅版に記された「紀念碑文」。過去に心ない者が毀損したとか
現在の物は取替られて、歴史を後世に伝える。漢字だから意味は?



「台北二二八紀念館」の建物、中に入ったところ、職員のおじさんが
話し掛けてこられ、総統府に行く事を、親切に勧めて下さいました



展示内容はパネルでの解説が多く、歴史を伝える物が多数展示



壁一面の、大きな透かし彫りの、歴史絵巻きのような大作が!



2月28日より3月10日までの間の、各地で起こった歴史的事実を解説



総統府の正面、歩道から撮ろうとしていたら、私服の軍人さんが、車の
来ない時を見計らって、車道で撮れるように配慮してくださった。ウ〜ン



館内の観光は、右手奥の通用口からで、ゲートがあり、銃を構えた
兵士がいて、その前に行くと、私服の方が中へ入れてくれた。そこで
パスポートを渡し、カメラ・携帯(カメラが付いているので)を預けると
センサーでボディチェックをされ、パスポートの返却を受け、ようやく
館内に入れた。そのとき退役軍人風の方が、私が案内します、と来
られ、丁寧に案内してくださった。                    
この建物は、日本が建てたもので、現在も総統府として機能している
設計図を上から見ると、「日」と言う文字をかたどっており、正面は東
向きで日本に向いている。歴代の総統の顔写真がずらっと並び説明
がある壁面では、いろいろお聞きした。館内には歴代総統の文物展
があり、廊下の展示棚には、それはそれは故宮では見られなかった
超素晴らしい物が一杯!やっと台湾に来て良かったと思えた瞬間で
あった。でもここも残念な事に、カメラが手元にない、くやし〜〜〜い
しかし、ここは以前は見学が出来ない、神秘なベールに包まれた所
だったとか。1995年から年に4回一般開放されたが、2001/8/1から
は観光客に対し、月〜金の午前中に見学が出来るように広げられた



我々の散策は、大いに満足でき、帰りも地下鉄で戻った。お昼時間なので
何かを食べようと歩いていたら、ホテルの1筋裏の通りに、オープンカフェ
ならぬ麺処?、わたしがメニュウを丹念読んで、パクチなし・辛くない!の
日本語で聞いたところ、うなずいてくれたので注文。まあ!これが台湾で
食べた物の中で、最高の美味さ!今日は本当に付いてる、最高に幸せ



昼過ぎに、旅行社の人が迎えに来てくれて、空港へ!途中免税店に
立ち寄った。お金は又来る時に使えばいいと思って、使い切る必要は
ないのでと思ってたが、お土産を袋一杯買ってしまった。日本人だな!



フライトは16時5分、時間の余裕があるので、ゆっくりと出来た



ゲート前に着いたら、あと1時間!おやつでも食べて、のんびりと



降りてきた太陽が、雲海を照らし、我々の旅行が充実したものであった事
を示すように、あたたかく見送ってくれた。                  

今回の旅行は、今までにない経験を沢山でき、人と人の繋がりの大切さを
心からありがたく、感謝の気持ちで一杯になりました。           
ネットグループの皆様のお陰で、予想以上の期待を上回る 「ぶらり旅」が
出来ました事、中でもいろいろお世話を頂いた、Sさん、台湾在住のOさん
スペシャリストのKさん、それに旅行社のGさん、 ありがとうございました。
心より お礼申し上げます。今まで未知の台湾が、身近で好きになりました
そして、最後になりましたが、ご一緒いただきました、Eさんご夫妻に感謝!
ありがとうございました。またよろしくおねがいします。            


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