《ぶらり旅》
☆ 基隆、野柳、金宝山の巻 ☆
九分を後にして、基隆市内へ向う途中、大仏禅寺を観光する
朝夕に勤行して鐘が鳴るのか?「夕梵晨鐘」と書かれた門は
丸と四角のシンメトリーが非常に良く、中央の丸から空が見え
るのに「無限」を感じ、仏界への入り口か、意外性で引きつける
中に足をに踏み入れると、肩やお腹に童が乗った布袋像があり
「笑口常開」とある。傍には観音立像や鐘楼等があり陽気である
「いた〜〜〜!みるく若様が!」観音様の右側にサッカーボウルを
転がして遊ぶ「みるく」そっくりの像が、お尻のプリプリまでそっくり
旅行中はいつも、お家でお留守番しているワンコ達が気になって!
先ほどの鐘衝き堂「長寿楼」と書いてある。ためしに衝いてもらったら
日本の物より「音がにぶい?」「余韻が少ない?」好き勝手に講釈して
お寺から基隆港を見渡す、台湾4大国際港の一つ、北の玄関口として繁栄
お寺の入り口は全体として、すごくシンプルな造り。欄干は刻石で出来ている。
堂内は清楚、金色に輝く千手観音が祀られ、お線香立ては黒塗りの
3頭の像の頭部が支える。左右の柱の前には布袋さん?のおみくじが
「圓通寶殿」???24時間おまいりに来れるのは、本当に良い事だ
男性が赤い「膝置き?」に膝を置いて、無心に拝んで在られたのが
印象に残った、生活の中に身近な存在として寺院があるのが分かる
Eさんが「自分のお寺は?」との問に、日本のようにお寺と檀家の関
係はなく、何処にお参りしてもいいとか、細かい日本と違いおおらか
国道2号線を東に進み、野柳風景特別区に着いた。海に突き出た
岬の海岸公園で、隆起と潮の侵食で見事な自然の造形美を見せ
てくれる。道路わきの侵食された岩肌が、地質公園に導いてくれる
この色彩と縞模様!女性のファッションに取りいれたら?素敵なものが
奇岩の傍には、「野柳社區」と赤字で刻まれた、大きな石碑が立っている
公園の中に入ると!すごい!見たことなない奇岩郡に圧倒される
キノコみたいに侵食を受けた、大きな奇岩!長い年月で風化は進み
既に砕け落ちたものも、ひび割れがおきているものも!黄土色の
部分はざらざらで、砂となってこぼれる。黒い部分はガチンガチンに
硬く風化の進行状態が違うため、このような形状になっているのか
この景観を、実際傍に行って見られると言うのは、すごい事だ。マナーが
いいから、自然が与えてくれた宝物を壊す人がないと言うのが、又すごい
そしてこの公園の入場料は、「環境清潔費」として50元(約200円)なるほど
縦横に地面に入った裂け目(節理?)ここに海水が侵食し、造形をする
岩肌や色調は現地で接しないと、うまく表現できないが、とにかく貴重なものだ
あまりにも多いんで、全体の雰囲気だけ撮っておくが、これもごく一部
夕食をとるため、台北市内に戻るところ、急遽足を伸ばして、テレサ・テン
のお墓に遠回りだが、離れているので、めったに来れないからと案内を
していただいた。「あの山の上」と聞いた時は、Kさんに申し分けないと思い
また、有り難く思った。山道を登りつめると、ものすごく大規模な別荘地に
着いた。すごく立派な1戸建てがずら〜と並ぶ、これがお墓!建てるのには
一戸2〜3000万円以上はかかると言う、超・超高級なお墓。「金宝山安楽圓」
と言う、大金持ち専用の景勝地。この地には、大きなお寺やホールが完備
され、お花一杯の園内専用道路が続く。とにかく大規模で別世界の感がする
園内を奥に進むと、大きな広場があった、この広場全部が、テレサのお墓?
広場の山裾の元に石碑があると言う。入り口には「ケ麗君記念公園」とある
車止めから、中に入ると右手には、後で出来たお墓が並ぶ、さぞかしテレサの
ファンかな?左手は噴水やオブジェが並ぶ、ユリの花が沢山咲いている
「愛国芸人ケ麗均小姐基誌銘」(均の字は竹冠が付きます)が脇に建っています
広場奥の中央には、ピアノのオブジェが、以前は鍵盤で曲が選択できたとか
そう!言い忘れましたが、この公園にはテレサ・テンの曲が常時流れています
さらに奥には、芝生に囲まれ、音符の形にお花が植えられ、テレサの銅像が
一番奥に、お墓があってそこにはたくさんのお花がお供えしてあります
1953〜1995と書かれています。42歳で他界されたのですね。 合掌!
寄り道したので、少し遅く夕食場所に着きました。有名な「好記」はもう一杯
隣の「阿美飯店」に好記のウエイターが案内してくれました、経営者が同じとか
ちょっと上等なレストランか?メニューの解説をKさんに受け、注文しました
味付けはいいんですが、私は海老の出汁の麺には「ム〜〜〜」でした、又
パクチが入ってるものは「ウ〜〜〜」でした。パクチがなければ本当におい
しいのですが、台湾語で「パクチなしで、辛くないの下さい」のいい方をKさん
に聞いておくの忘れました。と言うわけで、台湾での食事はパクチと辛味なし
だと、非常においしいのですが、それでは台湾料理でない、と言われますね
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